【12月8日開催】発音ロジックセミナー

アメリカ大リーグの歌 「Take Me Out to the Ball Game」

folder_open発音練習に必要な基礎知識
Take Me Out to the Ball Game

皆さん、お久しぶりです。

連休ですが、お元気でお過ごしでしょうか。

この状況ですから、

多くの方々がお家で過ごされているのではと思います。

かくいう私は、プロンテストシリーズのカリキュラムを作成中。

光村図書出版さんの英語教科書準拠アプリのうち、

小学生用のほうは、間もなくリリースとなる予定です。

みなさん、小学校の英語の教科書、ご覧になりました?

以前もお話したかもしれませんが、中学校の内容が、

小学校に降りてきた感があります。

教科書の中に、楽しい歌もありましたので、

今日はそのご紹介をします。

タイトルにありますように、

「Take Me Out to the Ball Game」という歌は、教科書の6年で

出てきます。

気持ちがウキウキするようなメロディーなので、

皆さんも聴いてみてくださいね。

お出かけをぐっと我慢して、stay homeしている方も

きっと多いはずですから。

この歌詞の一部ですが、

Let me root, root, root for the home team.

というところがあります。

いい[r]の練習になりますね。

ちょっと[r]のおさらいをしておきましょう。

アジア人の場合は、唇を少し丸めたほうがいいようです。

西洋人の場合は、その平均的な顔の骨格から、

口を開いただけで、日本人が唇を丸めたのと同様の

特徴音が出るようですね。

それから、もう一つの条件は、舌先を絶対に上あごに

触れないということです。

日本人の間違いパターンとしては、[r]も[l]も、

「らりるれろ」で代用してしまうのですが、舌先が上あごに

ついてしまう「らりるれろ」はNGです。

ついでに、次の単語も練習してみてください。

right, left, right, left,

うまく[r]と[l]が交互に練習できるので、ときどき発音してみて

くださいね。

どうしても[r]がうまく発音できない方は、唇を丸めて、

[w]で代用してみてください。

red        wed

right     white

root      woo

ところで、[r]と[w]の違いはご存じですか?

唇を丸めて、しかも舌の先を上あごにつけない、という

ところも同じです。

しかし、[r]のほうは、[w]と違って舌の後ろのほうの両横を

上の歯の奥歯につけていて、しかもです、舌の先を歯茎に

近づけるためにテコのように奥歯で舌の横のほうを支えていたり

します。

口の中って、とても健気(けなげ)な働きをしているのです。

そう考えると、きちんと[r]の発音をしてあげないと悪いような

気持ちになりませんか?

それでは、せっかくの連休です。

プロンテストシリーズで、しっかりと発音の練習をしてください!

株式会社プロンテスト

代表取締役 奥村真知

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