【12月8日開催】発音ロジックセミナー

【シャドーイングで練習する方へ】お得なセミナーキャンペーン

folder_open英語の発音トレーニング方法

皆さま、こんにちは。
株式会社プロンテスト、代表の奥村です。

新しい年を迎えてから、もう2週間過ぎました。

大変な災害、事故で明けた2024年。

それだからこそ、小さいことでも今できることは、と、自分にも改めて
問いかけた新年の日々でした。

私どもの会社は、ご存じのように、発音に特化した会社です。

「発音なんていいから、話せるようになりたい」
という皆さんの声を聴きながらの英会話スクール経営から出発して、
今年で36年目を迎えます。

そして、
プロンテストシリーズの最初の開発を企画してから、20年になります。

音声データから口の中の状態がわかるプログラムで産業技術総合研究所という
国の研究機関と共同特許を取得したのは2012年でした。

しかし、
世の中の英語学習者が、まだまだ「発音学習」の重要性には
気が付いていないことに、私は自分の努力不足を感じています。

日本の英語学習は、ともすれば、発音練習から遠ざかろうとする動きを
繰り返しています。

そして、
リスニングができれば英語はなんとかなる。
肝心なのは文脈だ。
プロソディー(韻律)さえできていれば通じる。
シャドーイングすればよい。 

最近では、会話はAIに任せればよい、という声さえも。

それらは、ある意味、間違っていないかもしれません。

ただし、コミュニケーションの本質は、自分の力で相手に心を伝えること。

そして、発音の正確さ、つまり「通じるかどうか」を
置き去りにしてはならないと思っています。

特に、今日はシャドーイングについてお話ししましょう。
まず、私もシャドーイング自体は、英語学習においてとても有効な方法だ
と思っていることをお伝えします。

しかしながら、
練習の順番を間違えてはなりませんし、
本格的な実験の中で、見えてきたこともあるようです。

昨年から実施されているようですが、シャドーイングをする、
ということに重点をおいた訓練で、

東京大学の峰松教授が、学生さんたちを使った実験の発表を先日聴きました。

リスニングにおいては、ある一定の成果をあげているようです。

しかし、練習をすればするほど、ある課題が出てきたとのコメントも
同時にお聴きしました。

それは、
シャドーイングの練習をすればするほど、
それまでの発音のクセが増幅されるということ。

それは、これまで私も懸念している事の一つです。

同教授が、以前されていた実験では、日本人の学生が、シャドーイングを
している声をネイティブ、ノンネイティブに聞かせたところ、ネイティブの方が、
よりシャドーイングをした発音を聴きとってくれた、とおっしゃっていました。

したがって、アジア圏同士などノンネイティブが相手の場合、
日本人の英語を聴きとってくれない可能性がより高いのです。
標準語で日本語を話す人の方が、方言も聴きとりやすい、
という事と同じですね。

では、課題となる発音については、シャドーイング練習中に
改善できないのでしょうか。

同教授によると、学習者は、高校生までに発音自体に
気を付ける人はすでになんとかなっている、とのこと。
だから、あえてその実験では発音に関与しないとのことでした。

発音が良くない人については、
個人個人で、なんとかいろいろな方法で練習をしているようなので、
それに任せているとのこと。

ですから、皆さんの中で、シャドーイングをしても
「発音がくずれない」方はこの記事を気になさらないよう。

これまでどおり、
シャドーイングを続けていただければよいと思います。

もし、シャドーイングした自分の声を
録音して、シャドーイングした
「元のネイティブ音声」と比較して、
「違うな~」「自分の発音は通じないかも」と思われているとしたら、ぜひ、弊社、
プロンテストにご相談ください。

なぜ、シャドーイングに「入れ込む」と通じない音になってしまう可能性が
あるか、ご説明しましょう。

たとえば書道を思い浮かべてください。

書道には、楷書、行書、草書という書き方があります。
楷書は、私たちが小学校で習う、一画ずつくっきりした書き方、
草書は、素人には何を書いているのかわからないようなくずした書き方で、
行書はその中間と思ってください。

シャドーイングの元の音声にもよりますが、ネイティブのこなれた
速い音声の真似は、くずした草書を見て、「雰囲気」を真似しているのに
とても似ています。

それは、
きちんとした楷書で、文字の一つ一つの画(かく)を理解し、書けるようになって
から行書、草書に入るのと異なる、ということを知ってください。

余談ですが、「ちびまる子」というアニメをご存じですか?
まる子は、あるときお習字で、おじいちゃんが書いてくれた
「おとし玉」という文字を見て練習し、学校に持っていくと、まる子の字を見て
みんなが「おとうむ」ってなんだ? ということに。

お・と・し・玉 の「し」が「う」に、玉が「む」に
見えちゃったということです。

発音も同様です。

一つ一つの音を正確に理解し、復元できるようになってから
シャドーイングをすると、それは真似ができると同時に、ネイティブに
近い音声を手に入れることになります。

シャドーイングで練習をしている方は、ぜひ、一度ご自分の音声を録音して
みることをお勧めします。

一つ一つの子音、母音は正確でしょうか。
きちんと「リンキング」ができているでしょうか。
文の最初と最後の音のつじつまを合わせるのに必死になってはいないでしょうか。

お習字は、楷書ができてから行書、草書の練習をしましょう。

英語は、一つ一つの子音と母音が正確にできてから、
シャドーイングの練習をしましょう。

一つ一つの音をクリアに練習してみたい方は、ぜひ、発音ロジックのセミナーに
参加してください。

今回の1月27日(土)のセミナーは、おひとりずつの発音のお直しをする
セミナーではないのですが、3時間で子音と母音のロジック、
つまり、口の中のどこをどのように意識するのか、についてきちんと
学んでいただきます。

自分で直せるポイントもお教えします。

おひとりずつの発音を直させていただくセミナーを受講していただく前に、
今回のようなロジックのセミナーを受講していただきたいと思っています。

セミナーまであと10日を切ってしまいましたが、
まだ間に合いますので、ぜひご参加ください。

今回は、年始のキャンペーンで、クーポンをお使いいただけます。

それでは、セミナーでお待ちしています。

株式会社プロンテスト
代表取締役 奥村眞知

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

<<発音ロジックセミナー>>

1月27日(土) 13:00 〜 16:00 (3時間)

オンラインセミナー

セミナー参加費用: 9000円

お得な割引コード:0127PRN1000

上記のコードをお申し込み時にご入力いただくと
1000円の割引が適用されます。
是非この機会にご利用ください。


⇒ お申込み、および詳細については
   下記の「発音ロジックセミナー」画像リンクをご覧ください 

*お申し込みの方には、のちほどZoomのリンクをお知らせいたします。

 

関連記事

ブログ・更新情報

メニュー