【1月4日開催】発音ロジックセミナー

英語のスピーキングの勉強法は?上達のコツと課題別のおすすめアプリ

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英語のスピーキングの勉強法

英語の4技能「聞く」「読む」「話す」「書く」が重視される今の時代、スピーキングは英語学習者なら誰もが伸ばしたいスキルとなりました。しかし、実際には、「独学でスピーキングを伸ばす方法がわからない」「勉強しているのに、英語が口から出てこない」と悩んでいるという方は少なくありません。

そこで今回は、英語のスピーキングが伸び悩む原因と、効果的なスピーキング勉強法を紹介します。

英語のスピーキングが伸び悩む原因・間違った勉強法

まず、英語のスピーキングが伸び悩む原因と間違った勉強法を紹介します。「なかなか英語を喋れるようにならない」という方は、ぜひ参考にしてください。

英語の「発音」が身についていない

スピーキングが伸び悩む原因の一つ目は、英語の「発音」が身についていないことです。英語は、日本語と発音が大きく異なる言語なので、音や音に関するルールを学ばずに正しく発音することはできません。

発音が悪いと、ネイティブに何度も聞き返されたり発音を訂正されたりすることが多く、自分のスピーキング力に自信を持てなくなってしまいます。その結果、英語を話すことに苦手意識が生まれてしまうことは少なくありません。

スピーキング力を伸ばすためには、正しい発音を身につけて自分の英語力に自信を持ち、積極的に英語を話す練習をすることが重要です。

英文法と語彙の知識が不足している

二つ目の原因は、英文法の語彙の知識が不足していることです。英語の勉強を始めたばかりの段階でネイティブと会話をしてもスピーキングが伸びないのは、十分な知識が身についていないからです。

当然ながら、知らない単語や文法を使って英語を話すことはできません。英語のスピーキングは英語を話すことで上達するのが基本ですが、あくまでも基礎的な知識が身についていることが前提です。

インプットにばかり取り組んでいる

三つ目の考えられる原因は、インプットばかりに取り組んでいることです。

そもそもインプットとは、新たな知識を取り込む勉強のことで、英単語・英文法の学習やリーディング、リスニングなどがインプットに当たります。そして、その反対に位置するのが「アウトプット」です。

  • インプット:知識を頭に入れること(英単語の暗記、リーディングなど)
  • アウトプット:学んだ知識を出すこと(ライティング、スピーキングなど)

インプットとアウトプットは、どちらも英語を習得する上で欠かせませんが、スピーキングを伸ばすには両者のバランスが非常に重要です。

英語学習者によくありがちなのが、新しい知識を頭に取り込んでばかりで、知識を出すことができていないという状況です。この場合、「知っている単語や文法」が増えていくばかりで、「能動単語(=実際に会話で使える単語)」が増えないため、スピーキングが伸び悩んでしまいます。

英語のスピーキング勉強法

ここまで、英語のスピーキングが伸び悩む原因や誤った勉強法についてお伝えしました。そこで次に、原因別の正しい英語のスピーキング勉強法を紹介します。

英語の「発音」が身についていない方向けの勉強法

まず、英語の「発音」が身についていない方向けのスピーキング勉強法を紹介します。

音声変化を学ぶ

音声変化とは、英語を話すときに音がつながったり音が省略されたりする発音のルールのことです。例えば、“I need you.”をネイティブが発音すると、「アイニージュー」と“d”と“y”の音がつながって聞こえます。英語をネイティブのように発音するためには、音声変化の知識が必要不可欠です。

音声変化を理解することで、ネイティブのような綺麗な発音に近づくことができるので、自信を持って英語を話せるようになります。

英語の発音矯正をする

二つ目の方法は、発音矯正です。発音矯正スクールや発音矯正アプリなどを利用して発音に特化したトレーニングに取り組むことで、間違って身についてしまった発音のクセを治し、正しい発音を身につけることができます。

音声変化の勉強と同様に、「自分の英語の発音に自信を持ちたい!」「発音が悪くて、ネイティブの前で英語を話すのが怖い」という方におすすめの勉強方法です。

また、プロンテストは定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

英文法と語彙の知識が不足している方向けの勉強法

次に、英文法と語彙の知識が不足している方向けの勉強法を紹介します。

中学英文法を学び直す

英語を話す際に文をうまく組み立てられないなら、「中学英文法」から学び直しましょう。

英文法は、スピーキングにおいて自分の意見を伝えたり気持ちを表現したりする土台になる大切な部分です。中学英文法の参考書・問題集を手に取って、重要な文法事項をインプット・アウトプットしていきましょう。

学習した文法を使ってオリジナルの文章を考えてみたり、オンライン英会話サービスの講師と話してみたりするなど、実践的な英会話で使える文法力を鍛えることがポイントです。

文法を理解することはもちろん、実際に使えるようになることを目標に取り組むと、スピーキング力に直結しやすくなります。

英単語を暗記する

次に、英語を話すためには、英単語の知識も必要です。英文法の勉強と同様に、自分の現時点での英語力に合わせて中学レベル〜高校レベルの単語帳を手に取って、語彙を強化しましょう。

ただし、英単語をただ機械的に暗記して「知っている英単語」を増やすだけでは、スピーキングの勉強としては不十分です。というのも、単語を知っているのと、実際の会話で使えるのには大きなギャップがあるからです。

例えば、「議論する」「話し合う」という意味の“discuss”という英単語を覚えるとします。この際、意味を暗記するだけでは、実際にこの単語を使えるようにはなりません。

「Can we discuss the price?(値段について協議できますか?)」という例文とセットで単語の意味を覚えたり、「discussの後に前置詞は不要」と実際に文章として使う際のポイントを意識したりすることで、スピーキング力に直結するようになります。

インプットにばかり取り組んでいる方向けの勉強法

英単語を覚えたり英語の文章を読んだり、普段の英語学習がインプット中心になってしまっている方は、「アウトプット」の量を増やすことに注力しましょう。

英語学習において「アウトプット」の量が不足していると、知識は身についていても、スピーキングができるようにはなりません。これは、英語を話せるようになるには「話す練習」「知識をアウトプットする練習」が必要不可欠だからです。

ここでは、自宅でできるおすすめのアウトプットの方法を3つ紹介します。

オンライン英会話サービスを利用する

一つ目の方法は、オンライン英会話サービスを利用する方法です。英会話レッスンを通して、毎日の英語学習で学んだ知識をアウトプットすることで、知識が定着しやすくなることはもちろん、講師と実際に英語で話すことによってスピーキングが上達します。

オンライン英会話のメリットは、英語学習者の「英語を話す機会がない」というよくある悩みを解消できることです。毎日1回レッスンを受講できるサービスを選べば、英語のスピーキングを毎日練習できます。

オンライン英会話を活用するデメリットは、毎月まとまった費用が必要なことです。料金はサービスによって大きく異なりますが、一ヶ月あたり6,000円〜10,000円の費用が発生します。

ただし、日本で生活しながら毎日英語を話す時間を確保できるというのは、大きなメリットだといえます。「英語を話す練習をしたい」という方は、予算と照らし合わせながらオンライン英会話サービスの利用を検討すると良いでしょう。

英語で日記をつける

続いて紹介する勉強法は、英語で日記をつける方法です。英語日記というと、「ライティングを伸ばすための勉強法なのでは?」と思う方が多いかもしれません。しかし、実際には、「自分の言いたいことを英語で伝える力」が鍛えられるため、スピーキングの勉強法としても効果的です。

英語学習の最後に、その日に習った英単語や表現、文法を使うことを意識して日記を書く習慣をつければ、かなりのアウトプット量を確保できます。

また、日記を書いて知識をアウトプットすることは、知識の定着にもつながります。ノートがあれば簡単に始められる勉強法なので、ぜひ挑戦してみてください。

英語のスピーキング勉強におすすめのアプリ

続いて、英語のスピーキング勉強におすすめのアプリを紹介します。

英語の「発音」が身についていない方向け

英語の発音学習では、ネイティブの正しい「音」が収録されているアプリが役立ちます。ここでは、英語の発音学習におすすめのアプリを2つ紹介します。

プロンテスト 発音特訓パック

プロンテスト 発音特訓パック

プロンテスト 発音特訓パック」は、当社プロンテストが提供しているスピーキング練習アプリです。実践的なフレーズで会話の練習をしながら、「発音測定機能」で正しい英語の発音を身につけることができます。

発音の勉強というと、スクールに通って英語講師から学ぶというイメージがあるかもしれませんが、本アプリなら自宅に居ながら一人でネイティブの発音に近づけます。アプリが発音を判定してくれるので、「人前で発音を練習するのは恥ずかしい」という方でも無理なく取り組めます。

「発音を改善して自分の英会話力に自信を持ちたい!」「発音とスピーキングの勉強に並行して取り組みたい」という方には、当社プロンテストの発音特訓パックがおすすめです。

「プロンテスト 発音特訓パック」は、月額880円から利用が可能です。少しでも気になった方は、当社プロンテストまでお問い合わせください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

LearnEnglish Sounds Right

LearnEnglish Sounds Right

「LearnEnglish Sounds Right」は、ブリティッシュ・カウンシルが提供している英語発音学習アプリです。アプリには、英語の発音チャートが収録されており、発音記号をタップすると、正しい「音」とその音が使われた3つの英単語をそれぞれ聞くことができます。

スマートフォンやタブレットにアプリを入れておけば、英語の正しい音を忘れたり確認したりしたい際にワンタップで再生できて便利です。無料で利用できるので、英語学習者ならスマホにインストールしておいて損はないでしょう。

料金

  • 無料

公式サイト

英文法と語彙の知識が不足している方向け

続いて、英文法と語彙の知識が不足している方におすすめの英語アプリを紹介します。「スキマ時間を活用して語彙を強化したい!」という方はぜひ活用してみてください。

LearnEnglish 英文法

Learn English英文法

「LearnEnglish 英文法」は、ブリティッシュ・カウンシルが提供している無料の英文法アプリです。「初級」〜「上級」のレベル別に収録された1,000以上の文法練習問題を解くことで、効果的に英文法の理解を高めることができます。

アプリ内課金で広告を非表示にできますが、文法練習問題に関してはすべて無料で活用できます。「どのくらい英文法を理解できているのかすらわからない」という方は、本アプリで理解度をチェックするところから始めるといいでしょう。

料金

  • 無料(※アプリ内課金あり)

公式サイト

みんなの英単語帳

みんなの英単語帳

「みんなの英単語帳」は、自分でオリジナル英単語帳を作ったり、みんなが作った英単語帳を使って勉強したりできる英単語アプリです。

作成した単語帳は、「4択問題」と「入力問題」の単語テストで学習することができます。音声読み上げの有無や出題スピードなどを自由にカスタマイズして、自分好みのスタイルで取り組めるのも嬉しいポイントです。

料金

  • 無料

公式サイト

インプットにばかり取り組んでいる方向け

続いて、インプット中心の勉強スタイルで「アウトプット」の量が不足している方向けのおすすめアプリを紹介します。

Johnny Grammar Word Challenge

Jonny Grammar word Challenge

「Johnny Grammar Word Challenge」は、ブリティッシュ・カウンシルが提供するクイズアプリです。単語・文法・スペルの3種のカテゴリーから選択して、クイズに挑戦できます。

60秒間という制限時間の中で、テンポ良くできるだけ多くの問題に解答できるようにチャレンジしましょう。英単語や英文法の学習をした後、本アプリのクイズに取り組むことで、知識がより定着し「実際に使える単語力・文法力」を効果的に鍛えられます。

料金

  • 無料

公式サイト

IELTS Prep App

IELTS Prep App

「IELTS Prep App」は、国際英語試験「IELTS」の対策アプリです。IELTSのスピーキングテスト形式に沿ったアウトプット練習や、IELTSで高得点を取るための英文法クイズなどに取り組むことができます。

IELTSのスピーキングテストの練習問題に実際に取り組むことができるので、IELTSの受験予定がある人もそうでない人もアウトプットを練習する場として最適です。本アプリは無料でダウンロードができますが、すべての機能を使うには課金が必要です。

料金

  • 無料(※アプリ内課金あり)

公式サイト

英語のスピーキングを効果的に勉強するためのポイント

ここまでで、英語のスピーキング勉強法やおすすめアプリなどを紹介しました。最後に、英語のスピーキングを効果的に勉強するためのポイントをお伝えします。

インプットとアウトプットのバランスを意識する

英語のスピーキングを効率良く伸ばすには、インプットとアウトプットのバランスを意識することが重要です。インプットばかりに取り組むことはもちろん、十分な知識が頭に入っていない状態でアウトプットをしても高い効果は得られません。

英語を話したり書いたり、アウトプットの場を設けるにはオンライン英会話サービスがおすすめです。しかし、中には「もう少し費用を抑えてアウトプットをしたい」「まとまった学習時間を確保するのが難しい」などの理由からオンライン英会話サービスを利用できない人も少なくないでしょう。

そんな人におすすめなのが、上で紹介したアプリを活用する方法です。「プロンテスト 発音特訓パック」では、英会話フレーズを実際に発して正しい発音を身につけるというアウトプット学習ができます。

「毎日の英語学習がついインプット寄りになってしまう」という方は、ぜひプロンテストのスピーキング練習アプリを活用してみてください。

間違いを恐れない

英語学習者が英語を間違えるのは当然のことです。それにも関わらず、英語を間違えることを恐れて人前で英語を話すのを避け続けていると、いつまで経っても英語を話す練習ができず、スピーキングが伸び悩んでしまいます。

間違いを恐れて英語を話すことを先延ばしにするより、実際に英語を話す中で間違いから学ぶ方が効率良くスピーキング力を強化できます。

ただし、「人を前にするとどうしても間違えるのが怖くて喋れなくなってしまう」という人は、英語スピーキング練習アプリを活用して、英語を口から出すことに慣れることから始めてみましょう。

まとめ

今回は、英語のスピーキングが伸び悩む原因と、効果的なスピーキング勉強法、おすすめアプリを紹介しました。英語のスピーキングを効果的に伸ばすには、「発音」や「語彙」などの土台作りをした上で、インプットとアウトプットにバランス良く取り組むことが重要です。

中でも、発音練習やスピーキング練習などのアウトプット学習は、一人で行うのが難しいこともあり後回しにしてしまいがちです。そんな時は、英語のスピーキング練習アプリを取り入れてアウトプットの量を確保していきましょう。

当社プロンテストでは、自信を持って英語を話せるようになるためのサポートを提供しています。当社のスピーキング練習アプリ「プロンテスト 発音特訓パック」では、スピーキング力の強化に欠かせない「発音」を楽しく習得できます。英語の発音学習に取り組みたいという方や、発音がなかなか上達せずに悩んでいる方は、ぜひ当社プロンテストまでご相談ください。

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