【12月8日開催】発音ロジックセミナー

英語の「基礎固め」の勉強法と手順は?基礎から学びたい人向けの教材&アプリを紹介

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英語の基礎

英語の勉強を始めたばかりの初心者は、基礎から着実にレベルアップすることが大切です。しかし、「英語を基礎から勉強したい」と思っていても、そもそも基礎が何なのか、基礎をどのように学べば良いのかよくわからないですよね。

そこで今回は、英語学習を基礎からやり直したい方に向けて、基礎固めのための英語勉強法と手順、おすすめ教材とアプリを紹介します。

英語学習における「基礎」とは?

英語学習における「基礎」とは?

皆さんは、英語学習における「基礎」とは何だと思いますか?おそらく多くの方は、「英文法」や「英単語」と考えるでしょう。

確かに、英文法と英単語は英語学習の基礎に該当する大切な要素です。文法と単語の知識が乏しければ、英語を聞いたり話したりすることはできません。しかし、ここで忘れてはならないのが、「発音」こそ英語の基礎・ベースに該当する重要な要素であるということです。

日本の学校教育では「発音」がなおざりにされているため、「発音=基礎」と認識できている方はあまり多くないかもしれません。しかし、実際には、英語ネイティブの子ども達がまず発音から学ぶように、私たち日本人も「発音」から英語を学ぶべきなのです。

日本語は、英語と比較して音の数がかなり少ない言語です。英語には600個の音があるのに対して、日本語には70個の音しかありません。つまり、日本人は、英語の発音を学ばなければ、英語の音を正しく発音するどころか、正しく聞き取ることすらできません。

リスニングやスピーキングなど、他の練習をラクかつ効率良く進め、効果的に伸ばすためには、英語学習の基礎に該当する「発音練習」に取り組み、基礎をしっかり作ることが大切です。

基礎固めのための英語勉強法・手順

基礎固めのための英語勉強法・手順

ここからは、英語の基礎を固めるための勉強法とその手順について紹介していきます。

発音を学ぶ

「何から手をつけたら良いかわからない」というのは初心者によくある悩みです。始め方に迷ったら、まず「発音」の学習から取り組みましょう。

英語の発音を学ぶと、ネイティブスピーカーがどのように音を出しているのかがわかります。頭の中で「音」と「単語」が結びつくようになり、リスニング力が飛躍的に上達します。すると、リーディングやスピーキング、ライティングと他の技能も続いて伸びます。

つまり、発音練習は、英語学習において「基礎トレーニング」のような役割を果たしてくれるわけですね。英語学習をラクに効率良く進めていくためにも、まずは発音を学びましょう。

プロンテストは、定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

基礎英文法を学ぶ

英語学習について調べていると、「英会話に文法はいらない」といった情報を目にすることがあります。しかし、実際のところ、文法は英会話を習得するために欠かせない基礎知識の一つです。

そもそも英文法とは、単語の並べ方に関する規則性やルールのこと。英文法の知識なしに文章の意味を正しく理解したり、自分の考えを表現したりすることはできません。

基礎作りとしては、中学レベルの英文法をしっかりと理解し、「使いこなせる」レベルに到達することが理想です。「中学レベルの英文法なんて役に立つの?」と思うかもしれませんが、中学レベルの英文法でも十分に日常的なコミュニケーションを取ることが可能です。

基礎英単語を覚える

英単語を学び、語彙力を強化することは、英語の基礎固めに欠かせないことの一つです。というのも、発音や文法を十分に理解できていても、語彙数が少なければ、理解したり表現したりできる英文は限られてしまうからです。

「英語の語彙をほとんど知らない」という方は、まず中学校で習う英単語が網羅された単語帳を手に取ってみましょう。一般的に、「2,000語ほど知っていれば、ネイティブスピーカーの日常英会話のほとんどを理解できる」と言われています。

まずは中学校程度の英単語、そして高校程度の英単語……と着実に語彙を増やしていくと良いでしょう。具体的な勉強方法については、次章で紹介していきます。

基礎ができたらアウトプット学習へ

基礎がある程度身についたら、アウトプット学習の比率を徐々に増やしていきましょう。インプットした知識はアウトプットすることでしっかり定着します。「基礎」→「インプット」→「アウトプット」という順序を意識しつつ、着実にレベルアップしていきましょう。

英語の基礎固め①:発音練習

発音練習

基礎固め勉強法の一つ目「発音練習」のやり方を紹介します。

まずは、発音記号を学ぼう

まず、練習に取りかかる前に発音記号を学びましょう。発音記号とは、発音をわかりやすく表記した記号のこと。たとえば、「water」の発音は、[wˈɔːṭɚ]と表記されます。

発音記号とそれぞれの音の作り方を学ぶことで、英語の正しい発音が身につくことはもちろん、音を聞くだけで文字と紐付くようになることからリスニング力も向上します。発音記号と各音の作り方は、こちらの記事を参考にしてください。

発音ルールを覚えよう

発音記号の他にも、英語には覚えておきたいたくさんの発音ルールが存在します。たとえば、英語には「音声変化」や「アクセント(強弱)」、「イントネーション(抑揚)」などのルールがあり、リスニング力を高め、ネイティブスピーカーのような発音に近づくためには、これらのルールを学ぶことが大切です。

特に、英語を外国語として学ぶ場合、発音に関するルールや規則を学ぶことは、英語力をより少ない労力で効率良く向上することにもつながります。ルールについてはこちらの記事にまとめていますので、気になった方は目を通してみてください。

発音練習に取り組もう

発音のルールを理解し、音をある程度聞き取れるようになったら「発音練習」に取り組みましょう。ネイティブの音声を真似するように、実際に音を作る練習します。

発音練習には、当社プロンテストが提供する『プロンテストシリーズ』のアプリがおすすめです。発音判定機能が搭載されているため、一人でも「正しく発音できているか」「どうすればよりネイティブっぽく発音できるか」がわかります。

英語の基礎固め②:英文法

英文法

ここでは、基礎づくりとしての英文法勉強法を紹介します。

英文法参考書を1冊手に取ろう

まず、基礎英文法をまとめた参考書を1冊手に取るところからはじめましょう。「英文法を勉強するぞ!」となると、ついたくさんの参考書に手を出したくなりますが、1冊を完全に自分のものにすることの方がずっと大切です。

解説や例文を読んで理解したり、付属のCDでお手本の音声をリスニングしたりするなど、1冊の参考書何度も繰り返し学習しましょう。

英文法の基礎固めにおすすめの参考書は、ケンブリッジ大学出版が提供している『English Grammar in Use』です(※本書について詳しくは、後半の「英文法の基礎固めにおすすめの教材・アプリ」で紹介します)。

本書は、あらゆる英文法事項をすべて英語で解説した英文書です。「全編英語なんて初心者にはハードルが高いのでは?」と感じるかもしれませんが、英語のニュアンスのまま理解できるので、効率良く英文法を使いこなせるようになります。

例文を使ってイメージで掴もう

英文法を学ぶ際は、例文を使って文法をイメージで掴むことを意識して勉強に取り組みましょう。

みなさんが中学生だったときは、文法事項を日本語訳とセットで暗記していたかと思います。しかし、大人になった今、英会話で使える英文法を身につけたいのであれば、この方法はおすすめできません。

なぜなら、「文法事項を暗記すること」と「実際の英会話で文法を使えるようになること」はまったく異なるからです。また、英語を聞いたり話したりするときに、「英語⇔日本語⇔イメージ」と変換していては、理解が追いつきません。

英会話で使える英文法力を身につけたいなら、無意識のうちに使えるようになるまで例文を何度も聞いたり音読したりして、イメージを正確に掴むようにしましょう。

アウトプット学習で文法知識を自動化しよう

基礎英文法の知識をある程度インプットしたら、次はアウトプット学習に取り組んで「使える知識」として定着させていきましょう。せっかく新たな文法を学んでも、使わなければ忘れてしまうものです。

具体的には、参考書やアプリで練習問題に取り組んだり、新たに習った文法を使って日記を書いてみたりすると良いでしょう。また、英文法の例文を音読するだけでも良いアウトプット練習になります。インプットとアウトプットに繰り返し取り組み、文法力を伸ばしましょう。

英語の基礎固め③:英単語

英単語

続いて、基礎英単語の効果的な強化方法についてお伝えしていきます。

日本語に頼らず英単語を覚えよう

英単語を学ぶにあたって大切なポイントは、「日本語訳を見ないこと」です。みなさんは、「water = 水」「glasses = 眼鏡」のように、日本語に訳しながら英単語を覚えようとしていませんか?

日本の本屋さんで手に入る英単語帳の多くは、英単語と日本語訳をセットで記載しています。しかし、英単語を日本語に翻訳しながら覚えていても、英単語を実際の英会話で使えるようにはなりません。というのも、「“水”のイメージ⇒日本語⇒water」と3段階を踏んでいては、非効率的だからです。

英単語を聞いたときに瞬時に理解できるようになるため、伝えたいことをスムーズに英語で表現するためには、英単語とイメージを結びつけ、日本語を介さずに覚えることが大切です。

映画やドラマを活用して、イメージと紐付けよう

上で「英単語とイメージを結びつけて覚えること」とお伝えしましたが、具体的には映画やドラマの活用がおすすめです。

海外ドラマや映画を活用すると、新しい英単語をドラマのワンシーン(イメージ)と紐付けて覚えることができます。普段なら覚えるのに苦戦しそうな英単語でも、ドラマのワンシーンとセットで覚えれば、記憶に定着しやすいものです。

なお、初心者の方には、日常をテーマにした海外ドラマがおすすめです。専門的な作品を避け、日常をテーマにしたものを選ぶようにしてみてください。

英語の基礎固めにおすすめの教材・アプリ

ここまで、基礎固めのための英語勉強法をお伝えしました。次に、英語の基礎固めに役立つおすすめの教材・アプリを紹介します。

発音の基礎固めにおすすめのアプリ

まず、発音練習の基礎トレーニングに役立つおすすめアプリを紹介します。英文法や英単語学習と比較して、発音は一人ではなかなか学習しにくい分野です。「発音の勉強法がわからない……」という方は、ぜひここで紹介するアプリを活用して、効率良く正しい発音を習得しましょう。

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

当社プロンテストが提供する『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、身近なフレーズを使った会話練習を通して、確実に「通じる発音」を身につけられるスピーキング練習アプリです。[r]や[v]など、多くの日本人が苦手とする音も、本アプの発音練習に繰り返し取り組むことで、ネイティブのように正しく発音できるようになります。

初めて英会話を学ぶ方でも取り組めるように設計されている本アプリなら、「自分の実力で英語アプリを使いこなせるか不安……」という方でも無理なく利用していただけます。ぜひ、英語の基礎固めにお役立てください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテスト・コール

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、当社プロンテストが開発したスピーキング練習アプリです。自分や家族のことに関する会話練習を通して、「発音練習」と「文法練習」に取り組めます。

また、本アプリは、発音と文法を何度も繰り返し練習できるように設計されているため、無意識に使いこなせるレベルを無理なく目指せます。「自分の過去や将来のことになると話せない……」「信じてもらえる英語を話せるようになりたい」という方には、『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』がおすすめです。

料金プラン

  • 1月プラン:月額2,750円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額1,100円(税込)

公式サイト

英文法の基礎固めにおすすめの教材・アプリ

次に、英文法の基礎固めに活用したいおすすめの教材・アプリを紹介します。

English Grammar in Use

English Grammar in Use

『English Grammar in Use』は、ケンブリッジ大学出版が提供する世界的ベストセラー英文法書です。イギリス英語版(初級・中級・上級)とアメリカ英語版(初級・中級)があり、自分の英語レベルや学びたい英語に合わせて選ぶことができます。

中でも人気なのが、青色の表紙をしたイギリス英語の中級です。簡単すぎず難しすぎず、初級者〜中級者にちょうど良いレベルとなっており、豊富な例文や練習問題とともに基礎英文法を効果的に学べます。

テキストに加えてアプリ版も提供されているので、気になった方はチェックしてみてください。

公式サイト

LearnEnglish 英文法

LearnEnglish 英文法

LearnEnglish 英文法は、ブリティッシュ・カウンシルが提供する無料の文法練習アプリです。英文法の練習・強化に役立つ1,000以上もの練習問題が収録されています。

本アプリでは、練習問題を通して新しい文法を学ぶことはもちろん、テストを受けて自分のレベルや理解度をチェックすることも可能です。また、日本語に完全対応しているため、操作方法に迷う心配もありません。

「スキマ時間を活用して、楽しくサクッと英文法学習に取り組みたい」という方はぜひインストールしてみてください。

料金

  • 無料(※アプリ内課金あり)

公式サイト

英単語の基礎固めにおすすめの教材・アプリ

続いて、基礎英単語の強化に役立つおすすめ教材・アプリを紹介します.

OALD 9th edition

OALD 9th edition

『OALD 9th edition』は、オックスフォード大学出版による学習者向け英英辞典です。英語の解説文を通して英単語の細かなニュアンスまでしっかり理解しながら覚えることができます。

なお、アプリ版では、アメリカ英語とイギリス英語の音声も収録されています。英単語の正しい発音を確認したいときはもちろん、英単語を発音とセットで覚えたいときに役立ちます。

料金

  • 無料(App内課金あり)

公式サイト

Duolingo

Duolingo

『Duolingo』は、1日5分からゲーム感覚で基礎を学べる外国語学習アプリです。アプリを起動したら、自分のレベルを選ぶだけで簡単に学習を始められます。「I am Taro.(私は太郎です。)」といった基礎中の基礎からスタートできる初心者レベルは、英語を基礎から学び直したい方に最適です。

今の自分の英語レベルから勉強を始めたい場合は、「中・上級者」を選んでプレースメントテストを受けてみるのもおすすめです。

料金

  • 無料(※アプリ内課金あり)

公式サイト

英語の基礎学習をはじめるときのポイント

では、英語を基礎から学び直すときには、どのようなことに注意したら良いのでしょうか?ここでは、効率的に学習を進めるためのポイントを2つ紹介します。

いきなりネイティブ講師に教わろうとしないこと

英語を学ぶにあたって、「英会話スクールに通って、ネイティブ講師に教わるのが手っ取り早そう」と思うかもしれません。しかし、初心者の場合、そもそも講師とコミュニケーションを取れるほどの英語力がないため、レッスン効率が悪くなってしまいがちです。

また、上でもお伝えしたように、英語力を向上させるためには「基礎」→「インプット」→「アウトプット」と体系的に学ぶことが大事です。ネイティブ講師による英会話レッスンは、「アウトプット」に該当するため、まだ基礎が身についていない初心者にはおすすめできません。

まずは、発音・英文法・英単語学習で基礎固めをして、少しずつ段階を追って英会話力を伸ばしていきましょう。

効果のない勉強法を知り避けること

英語勉強法の中には、取り組んでも効果が得られないものや、逆に悪いクセが定着してしまうものがいくらか存在します。例を挙げれば、「シャドーイング」や「聞き流し」などがあります。

たとえば、シャドーイングは、「お手本音声に続いて、声をかぶせるようにして読み上げる」という練習方法です。この方法は、ナチュラルスピードで話すことばかりに集中してしまい、英文の意味を理解したり、一つひとつの音を丁寧に発音したりする練習にならないため、おすすめできません。

このように、一般的には推奨されている勉強法であっても、初心者にはハードルが高すぎたり効果が薄かったりすることがあるので、注意しましょう。

まとめ

今回は、「英語を基礎から学び直したい!」という方に向けて、基礎固めのための勉強法とステップ、おすすめの教材・アプリを紹介しました。英語初心者は、「発音」「文法」「語彙」の基礎づくりからはじめて、着実なレベルアップを目指しましょう。

当社プロンテストは、会話練習をしながら楽しく正しい発音や英文法を身につけられるスピーキング練習アプリを提供しています。特に、『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、英語の基礎に該当する発音と文法、そして語彙の強化をすべて同時に行えるのでおすすめです。英語の基礎学習でお悩みの方は、ぜひ当社プロンテストのアプリをご活用ください。

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