英語の発音練習方法は?おすすめアプリと練習のポイント

folder_open英語学習で発音練習をする理由
英語の発音の練習

発音練習は、リスニング力やスピーキング力を鍛えるためのベースに該当する重要なトレーニングです。そのため、英語学習を効果的かつラクに進めるためには、早い段階で「発音練習」に取り組むことが有効です。

とはいえ、実際には「発音の練習方法を知らない」「何から手をつけて良いかわからない」という方がほとんどでしょう。そこで今回は、英語の発音練習に取り組むにあたって知っておきたい基礎知識と発音練習の方法、発音練習に効果的なおすすすめアプリを紹介します。

英語の発音を練習する前に知っておくべき基本知識

まず、発音練習に取り組むにあたって、理解しておきたい発音の基礎知識を紹介します。「何から手を付けていいかわからない」という人は、発音の基礎知識を身につけるところから始めてみましょう。

発音記号

英語の発音練習に取り組むにあたっては、「発音記号」に関する知識が必要不可欠です。発音記号とは、文字の正しい読み方を忠実に示した表記のことです。

例えば、“apple”と“eye”はカタカナ表記にするとどちらも「ア」という音で始まっています。しかし、発音記号を見ると/ˈæpl/、/άɪ/となっており、それぞれ異なる母音であることがわかります。また、知らない英単語に出くわしても、発音記号の知識があれば、正しい読み方がわかります。

英語の正しい発音を理解した上で発音練習に取り組めるように、発音記号を学ぶことをおすすめします。発音記号の知識を身につけておけば、音読などの発音練習の効果が高まります。

母音と子音の発音

次に、英語の母音と子音の音を正しく理解することがとても重要です。その理由は、英語には日本語よりも遥かに多い音の種類が存在するからです。

IPA(国際音声記号学会)によると、英語には17種類の母音と22種類の子音があると言われています。日本語が5個の母音と13個の子音から成り立っていることを考えると、その差は歴然です。

そのため、私たち日本人が発音の仕方を知っている音だけでは、英語を正しく発音することはできません。つまり、日本語には存在しない英語特有の母音・子音の発音方法を学ぶ必要があります。

音声変化

英語の発音練習に着手する前に知っておきたい基礎知識の3つ目は、音声変化です。英語を通常のスピードで話したときに起こる音の変化のことを音声変化といいます。

音声変化は、英語をよりラクに話すために起こるもので、音声変化のルールを学ぶことでネイティブスピーカーのような正確な発音に近づくことができます。英語の発音練習をする上で重要となる主な音声変化のルールは次の3つです。

  • 連結(リンキング):2つの音をつなげて発音する
  • 同化(アシミレーション):2つの音をつなげ、別の音として発音する
  • 脱落(リダクション):音を省略または弱く発音する

例えば、ネイティブスピーカーが“Can I have an apple?”と言うと、「キャナイ ハブァナップル?」のように聞こえます。これは、“n”と“i”、“v”と“a”などの子音と母音がリンキングして発音されているからです。

また、ネイティブスピーカーが“Nice to meet you!”と挨拶すると、「ナイス トゥ ミーチュー」のように聞こえますよね。これは、“t”と“y”の音が同化して「チュ」という新たな音として発音されているからです。

これらは音声変化の一例に過ぎませんが、英語を正しく発音するためには、音声変化を理解することが必要不可欠といえます。ネイティブの音声をなんとなく真似するよりも、「どうして音が変化するのか」を理解して発音練習に取り組むことで、より高い効果を得られるようになります。

イントネーション(抑揚)

次に学習しておきたい基礎知識は、英語のイントネーションです。イントネーションとは、声の高さの変動のことで、日本語では「抑揚」と呼ばれます。

基本的に、日本語は平坦な言語だと言われており、英語と比較すると抑揚で何かを表すということは少ない傾向があります。

 

一方で、英語の場合、イントネーションを変えることで文章の意味が変わったり、聞き手が受け取る印象が変化したりすることがあります。そのため、英語を正しく発音して相手に伝えるためには、英語特有のイントネーションのルールを学ぶ必要があります。

例えば、“You like coffee.”という文章は、「あなたはコーヒーが好き。」という平叙文です。この場合、文末を下げて発音します。しかし、まったく同じ文章を、今度は文末を挙げて発音するとどうでしょうか?

“You like coffee?⤴”と文末を上げて発音した場合、「コーヒーは好きですか?」という疑問文として機能します。これは、“Do you like coffee?”など、“Yes”または“No”で答える疑問文は語尾を上げて発音するというイントネーションのルールに由来しています。

単語一つひとつの発音が完璧でも、イントネーションのルールが身についていないと、「通じる英語」を話せているとは言えません。発音練習に取りかかる際には、音のルールと併せてイントネーションのルールも学んでおきましょう。

アクセント(強弱の付け方)

発音練習をする前に押さえておきたい発音の基礎知識の5つ目は、アクセントです。英語におけるアクセントとは、単語の音節を強く読んだり弱く読んだりすることです。

日本語の場合、「えだまめ」や「きりん」など、それぞれの音が平坦に発音されることが多く、音節単位で強弱を付けるということはあまりありません。しかし、英語の場合、ほとんどの英単語にアクセントがあります。

例えば、“Important”という英単語を辞書で引いてみると、/ɪmpˈɔɚtnt/という発音記号が表記されています。この発音記号をよく見てみると、“p”の音にアクセントマークが付いています。つまり、正しくは“p”の音を強く発音するということです。

アクセントはイントネーションと同様に、相手に通じる英語を話す上で欠かせないポイントの一つです。母音や子音など、一つひとつの音を正しく発音できていたとしても、アクセントを付ける位置を間違ってしまえば、相手に通じなかったり意味が間違って伝わってしまったりすることがあるので注意が必要です。

英語の発音練習に取り組む際には、アクセントを付ける位置を意識しましょう。

英語の発音練習方法

ここまでで、英語の発音練習に取り組むにあたって知っておきたい基礎知識を解説しました。そこで次に、実際にどのように英語の発音練習をすれば良いのか、具体的な方法を紹介していきます。

英語学習アプリを活用する

英語の発音練習の一つ目は、英語学習アプリを活用する方法です。一口に英語学習アプリといっても、リーディングアプリやリスニングアプリなど種類は多岐に及びます。

中でも発音練習に効果的なのは、発音測定機能が備わった発音・スピーキング練習アプリや、音声再生機能がある発音・英語辞書アプリです。これらの機能が備わった英語学習アプリでは、正しい発音記号や発音をチェックしたり、自分の発音を録音して採点したりできるため、発音練習が捗ります。

さらに、英語学習アプリを活用すれば、通学・通勤時間や寝る前のちょっとした時間などのスキマ時間を有効活用して発音練習に取り組めます。「忙しくてまとまった学習時間が確保できない」という方には、英語学習アプリの活用がおすすめです。

実際におすすめする英語学習アプリは、「英語の発音練習におすすめのアプリ」の章で紹介しています。

正しい発音で音読する

英語の発音練習には、音読が効果的です。ただし、発音記号や母音・子音などの基礎知識が身についており、正しい発音で音読できている場合に限ります。間違った発音で音読をしてしまうと、正しい発音が身につかないどころか、間違った発音のクセがどんどん染みついてしまうため注意が必要です。

発音練習の一環として、音読をする際のポイントは、とにかく「発音」を意識することです。文章の意味や単語・表現を同時に意識しようとしてしまうと、発音練習としての効果は薄まってしまいます。

具体的に意識すべきポイントとしては、英語の母音と子音、音のつながりや省略(音声変化のルール)、アクセントの位置やイントネーションなどが挙げられます。「正確に発音すること」を念頭に置いて、繰り返し音読を行いましょう。

自分の音声を録音して聞く

続いて紹介する発音練習方法は、自分の音声を録音して聞く方法です。これにより、自分の現時点での発音を客観的に評価することができます。

英語学習者にとって、自分の話す英語を聞くというのはとても勇気が要ることでしょう。しかし、これをやらないと、いつまで経っても「自分がどのくらい正しく英語を発音できているのか」「自分にとって発音しにくい音(弱点)は何か」といったことがわかりません。

例えば、“L”と“R”を区別して発音できていない、子音と母音をきれいにつなげて発音できていないなど、自分の課題を見つけることで、取り組むべきことや発音練習で力を入れるべき部分がわかるようになります。

鏡で口元の表情を確認する

英語の発音を正しい「音」で練習するには、口の開け方ひいては口元の表情がとても重要です。というのも、英語の母音や子音は口の開け方を巧妙に変化させることによって言い分けられているからです。

例えば、日本語の「あ」のに近い英語の母音/a//ʌ//æ//ɑ/は、それぞれ舌の位置と口をどのくらい大きく広げるかによって言い分けられます。口の開け方が少しでも間違っていると、音を正しく発音することはできません。

そのため、英語の発音を練習する際には、「音」を確認するのに加えて「口の形」や「口元の表情」などをチェックする必要があります。ある特定の音を発音した際に、ネイティブスピーカーと同じ口の形をしているかどうか、鏡やスマホのカメラなどを活用してチェックしてみましょう。

英語の発音練習におすすめのアプリ

上述したとおり、英語の発音練習には英語学習アプリの活用が効果的です。ここでは、英語の発音練習におすすめのアプリを3つ紹介します。

プロンテスト 発音特訓パック

プロンテスト 発音特訓パック

「プロンテスト 発音特訓パック」は、発音の改善・上達に特化したスピーキング練習アプリです。本アプリには「発音判定機能」が備わっており、自分の発音を分析したり、ネイティブスピーカーの発音と聞き比べたりすることが可能です。

例えば、“first”という英単語を発音すると、プロンテストの発音測定機能が「総合評価は60点です!」などの評価を下してくれます。ネイティブの発音を聞いてただ真似するだけではなく、実際にどのくらい正しく発音できているのかが明確に分かるので、効果的な発音練習ができます。

アプリに向かって発音するだけで自分の発音に対する評価がわかるので、「自分一人だと、正しく発音できているのかわからない」「人前で発音練習するのは恥ずかしい」という方におすすめです。

料金

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 3ヶ月プラン:月額1,870円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)

公式サイト

3ヶ月プランで15%オフ、6ヶ月プランで40%オフの長期割引をご用意しています。「プロンテスト 発音特訓パック」は、無料でお試しも可能です。少しでも興味を持った方は、ぜひ使い心地をチェックしてみてください。

LearnEnglish Sounds Right

LearnEnglish Sounds Right

「LearnEnglish Sounds Right」は、ブリティッシュ・カウンシルが提供する英語の発音チャートアプリです。世界中の英語学習者と英語講師に向けて作成されたもので、英語の発音記号と正しい音をアプリ上でサクッと無料で確認できます。

発音チャートには、一つの音につき3つの英単語の例が収録されており、英単語とセットで正しい発音を習得できるのが嬉しいポイントです。発音練習の下準備として発音記号を学習したい方や、発音練習中に正しい「音」を手軽に確認できるようにしておきたい方におすすめのアプリです。

料金

  • 無料

公式サイト

OALD 9th edition

OALD 9th edition

「OALD(Oxford Advanced Learner’s Dictionary)」は、オックスフォード大学が提供している英語辞書アプリです。英語学習者に大人気の「オックスフォード現代英英辞典」のアプリ版で、スマホでサクッと英単語の意味や正しい発音をチェックできます。

すべての英単語に発音記号とネイティブの音声が収録されているので、読み方がわからない英単語に出くわした際に役立ちます。英語学習において、英単語の正しい発音をすぐに調べるクセを付けるためにも、スマホにダウンロードしておくと安心です。

料金

  • 無料:App内課金あり

公式サイト

英語の発音を練習する際のポイント・注意点

最後に、英語の発音練習に取り組む際のポイントと注意点を紹介します。

自分の音声を録音して聞き比べる

発音練習をする際は、自分の音声を録音しましょう。英語の発音に自信が持てない中で、発音を録音するのは気が引けるかもしれませんが、これには嬉しい2つのメリットがあります。

  • 自分の発音とネイティブスピーカーの発音を聞き比べられる
  • 自分の発音を後から聞き返すことで、「発音の伸び」を実感できる

まず、自分の発音を録音することで、お手本となるネイティブスピーカーの発音と比較することができます。これにより、自分が正しく発音できていない音や弱点などがわかるので、より効率良く発音を習得できます。

また、自分の発音を後から聞き返せるように残しておくことで、復習に役立てたり、発音の伸びを実感する材料として活用したりすることができます。

英語の発音は、自分一人では成長を実感しにくいことがあるので、こまめに自分の発音を録音しておくと、学習に対するモチベーションを高く保てます。

ネイティブの音声を真似するだけでは効果なし

英語の発音・スピーキング練習方法の一つに、シャドーイングがあります。シャドーイングとは、ネイティブスピーカーの発音にかぶせるように声に出す練習のことですが、ネイティブスピーカーの発音をただ真似するだけでは、発音が上達することはありません。

というのも、発音記号や母音・子音の発音、音声変化などの基礎知識が身についていない状態でネイティブスピーカーの発音を真似すると、変な発音のクセが身についてしまうからです。

平たく言えば、英語を正しく発音するためのルールを知らない状態で、英語の発音練習をしても効果が出ないということです。発音練習に取り組む際には、まず発音の基礎知識を身につけることを徹底し、なんとなくネイティブスピーカーの発音を真似することはやめましょう。

定期的かつ継続的に取り組む

英語の発音練習で効果を得るためには定期的かつ継続的に取り組むことが必要不可欠です。発音練習を1〜2回行っただけで発音が上達することはありませんし、本格的に取り組んだとしても、数ヶ月も間が空いてしまえば、身についていた発音を忘れてしまうこともあります。

短期間で結果を出そうとして焦るよりも、定期的かつ継続的に発音練習に取り組む方がより高い効果を得られます。発音練習がスピーキングやリスニングのベースであることを忘れずに、長いスパンで取り組みましょう。

まとめ

今回は、英語の効果的な発音練習方法を紹介しました。発音練習は、英語のリスニングやスピーキングの「土台」となる重要な 部分です。発音練習ができていれば、他の練習・学習が効果的かつ楽になりますので、ぜひこれを機に発音練習に取り組んでみてください。

当社プロンテストでは、自信を持って英語を話すために必要な「発音練習」に特化した英語学習サービスを提供しています。「正しく発音できているかが気になって、会話に集中できない」「いろいろ試してみたけど、発音が身につかない」とお悩みの方は、ぜひお気軽に当社プロンテストまで問い合わせください。

関連記事

メニュー