みなさん、こんにちは。お元気ですか?
東京は、早くも熱帯夜!
あと2か月、こういう毎日が続くのでしょうか。
ふとカレンダーを見ると、もう7月。
でもまだ7月。
すでに夏のプランは立てていらっしゃいますか?
少しお時間があれば、ぜひ英語で映画でも
見てくださいね!
ところで、
今年に入ってセミナーを復活していますが、
毎回、満席をいただいており、感謝です!
参加者の方々の目的は様々です。
映画も含めて、英語が聞き取れるようになりたい方、
海外のご親戚がいらして、上手になって驚かせたい方、
お仕事でオンライン会議のときに「通じる英語」を
話したい方、もうすぐ海外赴任が決まっている方など。
いつも、「通じる英語」がキーワードです。
「通じる英語」とは「聞き返さない」でも理解でき、
話したときに「聞き返されない」こと。
日本人同士でも、方言が強めだと聞き返しますよね。
それと似ていますが、英語の場合は、もう少し複雑。
相手の方がネイティヴだとしても、我々の英語が、
ネイティヴ同士の方言強めよりも、もっと違う音を
含んでいたり、相手が欲しい音が出せていないから。
それはなぜかというと、
日本人の英語には、次のような特徴があるからなのです。
◆まず、英語のすべての母音を日本語の「あいうえお」で
発音してしまうことが多いですね。
英語にあって日本語にない発音がいくつかあります。
母音(あいうえお)の仲間でいうと、
日本語は「あいうえお」の5個しかないのに、
英語には[i:] [i] [e] [ɛ] [æ] [a] [ɑ] [ʌ] [ɔ] [o] [u] [u:] [ə]の
母音があるのです。
[i] [I] [e] [ɛ] [æ] [a] [ɑ] [ʌ] [ɔ] [o] [ʊ] [u] [ə]と
記述したほうがいいかしら。IPA(国際発音表記)です。
母音だけで、これだけありますが、子音の数は25個です。
主要な子音は、この子たち⇒[ð][ɵ][s][ʃ] [r][l][f][v]
まあまあなのはこの子たち
⇒[p][b][t][d][k][g][h][m][n][tʃ][ʤ][z][w][j]
◆もう一つは、等時性。
日本語は、カタカナ、というようにCV構造、
つまり子音と母音が交互にあります。そして、子音と
子音の間の長さ(1シラブル)が同じ長さなのです。
だから、日本人の英語は、タタタタタというふうに
すべての母音が等間隔に聞こえちゃう。
一生懸命、なめらかに話そうと
すればするほど、その傾向が強く出る方がいますね。
そうすると、せっかく流ちょうに話しているつもりでも
とても聞き取りにくくなるのです。
◆しかも、それに伴って、アクセントが異なってきます。
英語は、ご存じのように、
ストレス(強い弱い)アクセントと、日本語と同じように
イントネーションアクセントの両方を持っています。
上がり下がりだけでなく、強い弱いが顕著にあって、
しかもアクセントがある「母音」の部分は結構長い。
つまり、長短も大事なファクターとなっています。
だからこそ、まずは、ひとつひとつの「音素」の
ロジック(口の中のどこでどのようにして作るのか)を
しっかりと学んでいただきたいのです。
そのうえで、なぜアクセントそこに来るのか、
単語をくっつけるとどうなるのか、文にします。
みなさん、さきほどの子音の中で、[ð]とか[r]には
気を付けていらっしゃる方が多いですけれど、
[ɵ]気を付けていますか?thank youがサンキューに
なっていません? その場合は、なぜ[s]で代用したく
なるのか、についても解明してさしあげますね。
ところで、[j]の発音はできますか?
この間、たくさんの方がJapanの[ʤ]だと思って
いらっしゃいました。
これができると、Happy New Year.と言ったときに
「幸せなお耳」に聞こえなくなりますよ。
ひとつひとつの「音」に興味をお持ちで、
「通じる英語」の音を短時間で身につけたい方は、
ぜひセミナーにもお越しくださいね。
発音をお直しする「発音クリニック」をオンラインで
開いています。
まずは、単語の一つからでも通じることができるよう
通じるための口の中の状態、調音状態を細かく
フィードバックします。
プロンテストにしかできない指導技術です。
7月のセミナーの日程も、そろそろ迫ってきました。
今ならまだ残席があると思います。
またセミナーでお目にかかりましょう!
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◆「発音クリニック(オンライン)」
日程:7月16日(火)& 23日(火)19:00~21:00 2回 計4時間
定員6名 ◆ひとりひとりの発音を具体的に直します◆
受講料:12,000円 (発音練習アプリ 1か月ライセンス含む)
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