みなさん、こんにちは。お元気ですか?
急に暑くなりましたね。
休日にも、お家で涼しく映画を観る方も多いのでは。
私も仕事柄、毎日のようにドラマを英語で観ています。
あまりハラハラするのが得意ではないので、自然と
ホームドラマやロマンティックなものが多いかも。
以前から皆さんにお勧めしているのは、やはり、
アクションやドラマティックなものではなくて、
日常の生活が反映されたドラマです。
弁護士や医療ものも少し上級者にはお勧めです。
映画よりドラマのほうが、同じ俳優さんが出てくるのと、
なんといっても「しゃべっている時間」が長いことが
お勧めの理由です。
最近、私が観ているドラマの一つに、
「グッド・ウィッチ」があります。
こちらのドラマへの評価では、
俳優さんの好き嫌いで賛否が分かれるとありましたが、
使われている会話については、私たちの学習には
とても役立つものだと思います。
まず、スピードが速いこと。
英語の表現が、難しすぎず、ウィットにも富んでおり、
言葉の品格も高いと思いますし、また相手の心を
傷つけない表現の宝庫であること。
そもそものストーリーが、街の人々の心を癒してくれる
Good Witchの存在を中心に展開していくのです。
短い会話の中でも、「こんな表現をするのね」といった
学びもたくさんありますよ。
ただし、速いし、前置詞や接続詞も短くて弱いので、
すべての言葉を聴きとれれば、かなりリスニングの力が
ついていると思ってもよろしいのではないでしょうか。
聴きとるためには、ご自分の発音そのものを認識する
必要があります。
それぞれの音のロジックを知ることが大切で、次には
正確に自分の調音器官、つまりくちびる、舌、歯など
音を調節する器官を使ってできるだけ忠実に英語の音を
再現できるようになることが大事です。
音の再現ができないのに、ただ、聴きとれるように
なるには、膨大な時間が必要です。
まず、英語の発音の仕組みを正しく知りましょう。
そして、カタカナの音を一旦忘れましょう。
なかなか英語の発音ができない方々の音をお聴きすると、
どうしても普段の口の動かし方で音を調節しようと
されるのです。
プロンテストのアプリの中でもご説明していますが、
どのように動かすと、どんな音ができるのか、について
ご自分の調音器官と折り合いをつけていただくことが
リスニングとスピーキング練習には何よりも近道です。
発音そのものを調整していると、最近、皆さんがよく
耳にされるようなプロソディー、つまり韻律、
イントネーションとストレスも自然に身につきます。
イントネーションとストレスさえ似ていれば、発音を
直すよりも早く通じるようになる、というのは、
結局、発音そのものを直す手段をご存じない方が
おっしゃっていることなのです。
もちろん、その二つもとても大事です。
しかしながら、ドラマの中の会話は、むしろ日本人が
イメージしているほどドラマティックな上がり下がりや
強弱は大きくありません。
大切なのは、
ご自分の調音器官の微小な動きの影響を
聞き分ける力を養うことです。
そうすれば、ドラマの中の速いセリフも
早く聴きとれるようになってきます。
そこまでご指摘させていただくことができるのは、
プロンテストメソッドと、アプリの判定技術だけ。
「英語の発音」としてセミナーをしていますが、
他の言語の学習、発音練習にもとても役に立ちます。
では、またセミナーでお目にかかりましょう!
6月のセミナーは下記です。
ひとつ、お席に空きができましたので、
申し込んでみてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「発音クリニック(オンライン)」
日程:6月18日(火)& 25日(火)19:00~21:00 2回 計4時間
定員6名 ◆ひとりひとりの発音を具体的に直します◆
受講料:12,000円 (発音練習アプリ 1か月ライセンス含む)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー