みなさん、こんにちは。
お元気ですか?
9月も、もう終わりですね。
天災や世界情勢などで心を痛める毎日ではありますが、
それだからこそ、自分にできることをしておこうと
改めて思う、今日この頃です。
先日、親しい人たちのあつまりがありまして、
おいしいご飯をいただきながら、食べ物と健康の
繋がりについておしゃべりをしていました。
私はすでに年を重ねてきていますので、
それなりに健康と食事には気をつけていますが、
30代から40代の方々は、まだまだ大丈夫、と
お忙しさの中で、あまり食べ物に気をつけて
いらっしゃらないような印象を受けました。
どんなものを食べるか、またその他の生活習慣は
20年後の自分の身体を作るのだということを
聞いたことがあります。
すべてにおいて、言えることなのではないかと
年を重ねるたびに考えます。
何を食べるのか、何を考えて生きているのか、
身体を動かしているのか、何を読むのか、
どんな方たちとおつきあいするのか。。。
つまり、いきなり自分の人生を変えることは
できないということですね。
同様に、通常の方法をとっていると、
英語の総合力も明日から急に上達するわけではない、
ということです。
しかし、実は英語に関してですが、
「発音に気をつけて音読の訓練をする」ことが
英語の力を押し上げるのには、非常に効果的です。
なぜなのか。
英語の四技能というのは、ご存じのように、
聞く・話す・読む・書く ですね。
そのうち、聞く・話すは、どちらも「音」です。
相手の言うことが聞き取れなかったり、
自分の言うことが聴きとってもらえないと、
文字通り、「お話にならない」わけです。
通常の会話でもそうですが、
受験はまず「リスニングテスト」があります。
それって、単語の語彙があるかどうかが決めて?
そう思っておられるかたも多いと思いますが、
「聴きとれる」という脳内の処理については、
実は、時系列で流れてくる「すべての音」を
まず、耳で受け止められるかどうかが大切です。
しかし、耳の役割は、入ってくる音声情報を
できるだけ正確に脳に伝えること。
脳が、音の流れを順番に意味があるものとして
処理できるかどうか、ということは、
どの音を選別するか、ということです。
シャドーイングも、上記のスキルの向上に
皆さんがやっている方法の一つだと思います。
しかし、考えてみてくださいね。
一つ一つの音を真似しようとしますが、
単語単位で処理しようとしていませんか?
初めて聞く音声の場合、
知っている単語ばかりなら、良いかもしれません。
しかし、そうでなければ、知っている単語に意識が
とられてしまって、そのあとの音が「行ってしまう」
ご経験をされている方も多いのでは?
それでは、
頭の中の処理として、「単語」から「音素」に
切り替えたらどうなるでしょう。
音素を聴きとっていくと、音の組み合わせで
判断できるので、相手が発音する音の中の
すべてが聴きとれなくても、あるいは、
相手の発音のすべてがスタンダードでなくても
自分の中で、音を置き換えながら意味のある
単語や文に構築していくことができます。
そのために、
ぜひ、最初に「スタンダードな発音」を
ご自分の中に作っておいてください。
その音と比較して対応していくので、聞き漏れが
まず、激減していきますよ。
プロンテストのセミナーには
「発音クリニック」があります。
それは、ご自身の発音を直しながら、
どのように音と向き合うのかを理論的に
ご説明します。
たとえば、[r]の音ひとつとっても、
ただ、こうやってください、といって
講師が気に入るまで音を矯正するのでなく、
音を直すための「ポイント」を教えて、
それから自分の音と自分で向き合うように
指導します。
自分の中に「スタンダードな音」を構築して
すべての音を順番に処理できるようにしませんか?
いつも申し上げることではありますが、
これからの日本人の世界における役割として、
選ばれた人たちだけが通じるのではなく、
大事なのは、日本中の様々な状況のもとで、
だれがしゃべっても、通じることだと思います。
プロンテストメソッドは、そのために開発した
だれでもできる「発音を学ぶ方法」です。
一般の方々、特に、英語に苦手意識がある人の
ために開発しています。
その効果は、すでに青山学院大学さんでの
検証実験で証明されています。
その検証実験は、現在のアプリ、
「プロンテストコール」の使用によるものです。
アプリは「プロンテストメソッド」に従って
カリキュラムが作られています。
プロンテストコールは
青山学院での実験当時、10レッスンでしたが、
10レッスンを毎週1レッスンずつ練習し、
その前後で、CASEC®の受験をし、比較。
正味でいうと5時間足らずの練習で、リスニングと
もちろん、発音にも差がついた、というもの。
発音クリニックでは、皆様の口の中の状態を
時にはミリ単位で指導し、変化をご自分の耳で
確かめていただきます。
アプリもお使いいただけるようになっており、
ご自分で訓練を続けていただくのが、最適です。
プロンテストメソッドは、
セミナーに参加しているときだけではなく、
お家に帰っても自分で自分の音を聴きながら
分析、訓練ができる方法なのです。
ぜひ、セミナーにもご参加ください!
そしてプロンテストのアプリを
毎日の訓練にお使いくださいね!
10月の発音クリニックの日程は下記です。
それでは、セミナーでお目にかかりましょう!
お待ちしています!