株式会社プロンテストは1988年の創業当初から、皆様のコミュニケーションの道具として、英語学習のお手伝いをさせていただいております。
今日に至るまでの間、どうしても英会話スクールのクラス内では実現することができなかったことがあります。それは、聞き取りや会話の原点ともいえる「発音」練習です。英会話スクールだけではなく、学校教育の現場や世の中にあふれている数多くの英語教材を見 ても、どうしても実現できなかったこと、それも、本当の意味での発音練習です。意識しなくてもきれいな発音ができたとしたら、どんなに英語やほかの国の言 葉を話すのが楽しくなるでしょう。
練習とは、ただ自分の判断で真似をすることではありません。すべてのスポーツにもおそらくは当てはまることですが、自己流に練習するのではなく、最初の段階で、きちんとした素振りや基礎練習をすることが、その先の上達の基礎をつくることでもあります。
プロンテストが開発しているソフトは、いままでの問題点を解決します。皆様の声を入力していただくことで、皆様の口の中で音を作っている状態を細かく判断し、具体的にそれを皆様にお教えすることができるのです。
想像してみていただけますか?皆様にカスタマイズされた皆様だけの講師が、いつもそばでご一緒に練習したり、注意したり、直ったらほめてくれる・・・そんなソフトを開発しています。
皆様のコミュニケーションに自信をつけて差し上げたい・・・
それが、株式会社プロンテストの願いです。
顧問の先生
専修大学 文学部/文学研究科
三浦 弘 教授
20歳代は高校教員として過ごされました。その間に通訳案内業国家試験(英語)に合格。
その後、玉川学園高等部教諭時代に玉川大学大学院で英語イントネーションを研究し、
1989年から1993年にはロンドン大学 (UCL) 音声学科で、Michael Ashby先生、および
J.C. Wells先生に研究指導教授として師事。
1990年には国際音声学会 (IPA) の英語音声学熟達検定に合格、ロンドン大学 (SOAS) の非常勤講師。
東京女学館短期大学助教授,ダブリン大学 (TCD)
□御経歴
- 日本実践英語音声学会 (PEPSJ) 会長
- 専修大学ホームページ 教員紹介
- 日本実践英語音声学会(PEPSJ) HP
□御著書・論文
- 著作ご紹介
- 論文ご紹介
- STRUT母音の変容と音素記号 (2023)
会社概要
商 号 | 株式会社プロンテスト |
設 立 | 2000年4月 |
資 本 金 | 95,500千円 |
事業概要 | 産業技術総合研究所との音声関連ソフトウェア共同研究開発 上記成果技術を用いた教育ソリューション提供 |
関係団体 | 一般社団法人 国際発音検定協会 代表理事 |
アクセス
【東京事務所】
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-3-6
TEL: 03-5577-6035
沿革
1988年 | つくば市にて英会話スクールを創立 |
2000年 | 有限会社ベアーズコミュニケーションズを設立 |
2003年 | (独)産業技術総合研究所との共同研究の準備を開始 発音矯正システムの開発 |
2004年 | 株式会社プロンテストに組織を変更する (独)産業技術総合研究所と共同研究を開始 |
2005年 | (国研)産業技術総合研究所認定技術移転ベンチャーの称号付与 インタビュー記事 |
2005年 | 発音矯正システムに関する特許を申請/同研究所との共同研究を終了 研究開発部および本社事務機能を同研究所内に移転する |
2012年 | 産総研との共同特許を取得 |
2015年 | (一社)国際発音検定協会 を設立 |
2016年 | 一般社団法人 沖縄の英語を考える会 顧問就任 |
2019年 | ISO27001 を取得 ISO27001認証とは? |
《学術会員》 | 全国語学教育学会[JALT] |
《賛助会員》 | 日本実践英語音声学会(PEPSJ) |
《賛助会員》 | 日本音響学会日本音響学会 |
《顧問》 | 一般社団法人 沖縄の英語教育を考える会沖英会 |
《賛助会員》 | 公益社団法人全国学習塾協会JJA |
開発の経緯
■平成15年、(有)ベアーズコミュニケーションズ[現(株)プロンテスト]【代表:奥村真知】 では、英語教育における発音指導の知識と経験を活かし“発音指導体系のソフ トウェア化”を検討。
(株)つくば研究支援センターを通じ産総研産学官連携コーディネータから、音声分析手法や調音的特徴に関しての研究実績を持つ(独)産総研・情報技術研 究部門・音声情報処理G【G長:児島宏明】との連携を提案される。
■平成16年7月、共同研究を開始。音声学に基づいた当社の発音指導と(独)産総 研の持つ音響分析技術を基に、口や舌などの調音器官の状態を高精度に自動 判定する技術を開発した。それにより、「対話型のPC発音ティーチングシステ ム」を開発。
■平成17年12月、共同研究終了後、産総研技術移転ベンチャーとしての第一弾と して、英語発音矯正ソフト「発音力」の製品開発開始。平成19年6月末リリース決定。
開発のきっかけ
こんなソフトがあったら・・・
2003年の春に、つくば市にある医療短期大学の学生で、留学をしようとしていた全聾の女の子に英会話スクールで発音を教える機会がありました。耳の不自由な人は、相手の唇の動きで音を読み取ります。その読唇の能力は、すばらしいものがあります。英語の単語でも、”big” “pig” “pick”の違いを唇を開くときの速さや母音の長さだけで判断します。
しかし、舌の位置などは外から見てもわからないので、読み取るのが難しい音もいくつかあります。たとえば日本語でもカタカナにすると「に」「ち」「し」は、外から口を見ても、どれもが同じに見えます。そのときに、何とか音を視覚でとらえて、違いをみせてあげられたら・・・と思いました。
そして、そういうソフトが存在しないことがわかったとき、自分で作ってみたいと思ったのです。それから、発音の指導はとてもデリケートなものです。生徒にとっては、言葉、または声そのものを直されるような気がするからです。 だから、好きな場所でこっそり練習できるソフトがほしいと思いました。