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英会話の上達法は?上達する人としない人の違いと学習のコツ

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英会話のコツ

英語学習者なら、誰しも一度は「英会話がなかなか上達しない……」という壁にぶち当たります。しかし、周りを見渡してみると、英会話をマスターした人もいてなんだか焦ってしまうかもしれません。

では、英会話がぐんぐん上達する人としない人では何が違うのでしょうか?今回は、英会話が上達する人としない人の特徴や英会話上達のための学習ステップ、英会話の練習方法などについて解説していきます。

英会話が上達する人としない人の違い

英会話が上達する人としない人の違い

英語学習者なら誰でも「英会話を上達させたい!」と思いますよね。では、英会話が上達する人としない人の違いは何なのでしょうか?まずは、両者の違いについてお伝えしていきます。

発音の「土台」が身についているか

英会話が上達する人としない人の違いの一つ目は、発音の「土台」が身についているかどうかです。

というのも、英語の音を正確に認識して正しく発音するためには、発音の知識が欠かせません。そのため、リスニング学習やスピーキング学習に取り組むにあたって、発音の「土台」がしっかりと身についていると、学習効果が高まり、英会話は圧倒的に上達しやすくなります。

一方、発音の発音を正しく聞き取れていない・発音できていない状態では、そもそも基礎が身についていないので、いくら学習量をこなしても英会話は伸び悩んでしまいます。

また、発音の「土台」を身につける以前に、発音の重要さに気づけているかどうかも、英会話の上達に大きく影響します。日本の英語学習では、「発音」は後回しにされがちな分野かもしれません。

しかし、実際には、発音は英会話の「土台」にあたるとても重要な要素です。つまり、英会話を効果的に上達させるためには、「発音」の重要さを理解した上で、できるだけ早い段階で「発音」を身につけることが必要です。

プロンテストは、定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

十分な勉強時間を確保できているか

英会話が上達する人としない人の違いの二つ目は、十分な勉強時間を確保できているかどうかです。当然ながら、英語のインプットとアウトプットにそれぞれ十分な勉強時間を確保できている人は、そうでない人と比較して英会話が上達しやすい傾向にあります。

もちろん、英会話を勉強する上で「質」を意識したり、効果のある勉強法に注力したりすることは大切です。しかし、これらを意識するばかりに十分な勉強時間を確保できなければ元も子もありません。

「忙しいから……」と英語学習から目を背けることは簡単ですが、英会話を上達させるには一定以上の勉強時間が不可欠です。スキマ時間を有効活用したり、英語学習を習慣化したりして、インプット・アウトプットともに勉強時間を確保しましょう。

日本語を介さず英語を学んでいるか

三つ目は、日本語を介さずに英語を学んでいるかどうかです。

英会話を効果的に上達させられる人は、日本語を介さず、“英語で”英語を学びます。たとえば、英英辞典を活用して新しい英単語を学んだり、字幕オフで海外ドラマを視聴したりすることで、英語の思考回路を鍛えることができます。

一方、英単語や文法事項を日本語訳とセットで覚えたり、日本語字幕をオンにして英語ニュースや海外ドラマを視聴したり、日本語を介して英語を学んでいるという人も少なくありません。この場合、日本語で考えてから英語に訳したり、日本語に変換して理解したりするクセがついてしまい、英会話が上達しにくくなってしまいます。

英会話を効果的に上達させるためには、日本語を介すことなく、英語を英語のまま学ぶことが重要です。

英会話を練習する機会があるか

次に、英会話を練習する機会があるかどうかも、英会話の上達に差が出るポイントの一つです。ピアノを弾けるようになるには、たくさんピアノを弾く練習をする必要があるように、英語を話せるようになるには、英語を話す練習量を確保することが欠かせません。

英単語や表現をインプットするばかりで英語を話す機会がなければ、せっかく覚えた知識が定着しにくいことはもちろん、一向に英語を話せるようにはなりません。英会話を上達させるためには、英会話スクールに通ったりスピーキング練習アプリを活用したりするなどして、実際に英会話を練習する機会に身を置くことが重要です。具体的な英会話練習方法については後半で詳しくお伝えします。

効果のある勉強法を知っているか

英会話が上達する人としない人の違いの五つ目は、効果のある勉強法を知っているかどうかです。

英会話が上達する人は、数ある勉強法の中でも積極的に取り組むべき効果的な勉強法を知っています。効率の良い勉強法に時間を割いているからこそ、英会話が上達しやすいのです。

一方、英会話が伸び悩んでいる人の多くは、効果的な勉強法を知りません。その結果、聞き流しやシャドーイングなど、英会話上達に効果がないどころか、間違った発音が身についてしまうなどのデメリットさえある勉強法に取り組んでしまいます。理解できない英語の音声をひたすら聞き流したり、英語を正しく発音できていないのにシャドーイングでネイティブのように英語を話せている気分になったりしていては、思うように英会話は上達しません。

英会話を効果的に上達させるためには、次章で紹介する「5つの能力」の中で自分が伸ばしたい能力に合わせて、しっかりと効果がある勉強法に取り組むことが重要です。

英会話を上達させるために身につけたい5つの能力

英会話を上達させるために身につけたい5つの能力

英会話を上達させるためには、具体的に何を勉強してどんな能力を身につければ良いのでしょうか?ここでは、英会話に不可欠な5つの能力を、リスニングとスピーキングに分けてお伝えしていきます。

リスニングに必要な能力

まず、英会話において相手の発言を聞き取り、理解するのに必要な二つの能力を紹介しましょう。

聞き取り能力

英会話におけるリスニングで必要な能力の一つ目は、聞き取り能力です。

当然ながら、相手の話す英語の「音」を正しく認識することができなければ、英会話は成り立ちません。日本語には存在しない音を含め、正しく聞き取れるように、英語の母音や子音、発音記号などを学び、英語の聞き取り能力を身につける必要があります。

意味取り能力

次に、聞き取った音の意味を取る能力も英会話のリスニングで欠かせない能力の一つです。具体的には、相手が話す英語の「音」を聞き取った上で、語彙や文法の知識を使って発言の意味を理解する能力のことを指します。

素早く意味を取るという面において、英単語や文法のインプット量が足りているか、そして英語を英語のまま瞬時に理解できるかどうかが重要です。

スピーキングに必要な能力

次に、英会話におけるスピーキングに必要な三つの能力を紹介します。

発音能力

英会話において、自分の言葉を相手に伝え、理解してもらうには「発音能力」が不可欠です。というのも、英語の音を正しく発音できていなければ、相手に理解してもらうことができず、英会話は成り立たないからです。

もちろん、発音能力はスピーキングだけでなく、相手の発音を正しく聞き取るためにも重宝します。英語で会話のキャッチボールをするために、英語の正しい発音を身につけておきましょう。

英文作成能力

次に、英会話を上達させるためには、自分の伝えたいことを文章化する能力も欠かせません。自分の意見を文章にまとめる英作文や日記のように、自分の考えを相手に届けるためには、正しくかつわかりやすく文章にする能力が必要です。また、英会話におけるスピーキングは、時間的制約があるため、ライティングよりも高度な英文作成能力が必要になります。

アウトプット能力

アウトプット能力とは、自分の頭の中にある英語の文章を外に出す能力のことです。英語の思考回路を形成し、英語の文章をスムーズに口から出せるようになることで、円滑なコミュニケーションが取れるようになります。

基本的に、自分が英語としてアウトプットできる言葉は聞くこともできます。つまり、アウトプット能力を高めることができれば、リスニング能力の向上にもつながります。

英会話を上達させるための学習ステップ

英会話を上達させるための学習ステップ

続いて、ここまでのポイントを踏まえた上で、英会話を上達させるための具体的な学習ステップを順にお伝えしていきます。

英会話を上達させる目的・ゴールを決める

まず、英会話を学ぶにあたっては、英会話を上達させる目的・ゴールを決めることが重要です。なぜなら、学習目的やゴールが曖昧だと、モチベーションが続かず挫折しやすくなってしまうからです。

また、目的が定まっていないと、自分に合った教材やアプリなどを選ぶのも容易ではありません。今後の英会話学習をスムーズかつ効果的に進めるためにも、「1年以内に日常英会話をマスターする」「ビジネスシーンで通用する英語力を身につける」など、具体的なゴールを立てるところから始めましょう。

発音を学ぶ

英会話を学ぶにあたって一番大切なのが、「発音」を学ぶことです。

発音の知識は、音楽でいう「楽譜の読み方」、スポーツでいう「基礎トレーニング」に該当します。そのため、スピーキング練習に取りかかる前にしっかりと身につけておくことが何より大切です。

また、発音をはじめに学んでおくことは、自分のためでもあります。というのも、発音の知識が身についていると、今後のリスニング学習やスピーキング学習をよりラクに進められるようになるからです。

英会話の勉強を始めるにあたって、「何から手を付けたら良いかわからない……」という方も少なくないでしょう。その場合はぜひ、「英語の母音・子音」「発音記号」「音声変化」など、英語の音を正しく認識するために必要な知識を学ぶところから始めましょう。

発音練習で英会話の「土台」を作る

次に、上で身につけた発音の知識を生かして、音の出し方を練習します。英語の音がそれぞれどのように作られているのかを身をもって理解することで、発音が改善されるのはもちろん、これまで聞き取れなかった音も聞き取れるようになります。

お手本となるネイティブの音声を聞き、それを真似するように音読してみましょう。自分の発音を録音して聞き比べるなどして、より“英語らしく”発音できるように練習しましょう。

英単語・文法知識をインプットする

発音の「土台」ができたら、会話練習に取り組む前に英単語や文法の知識をインプットしましょう。初心者がいきなりアウトプット練習(会話練習)に取り組もうとしても、アウトプットするに値する知識が身についていないことがあるため要注意です。

「インプット学習」→「アウトプット学習」と順に取り組むことで、英単語や英文法の知識がより定着します。英会話でインプットした知識をしっかり使えるように、ただ受動的に知識を身につけるだけでなく、使い方や例文とセットで学び、実際に使える単語数を増やしましょう。

身につけた知識をアウトプットする

インプットした知識は、アウトプット学習を通して実際に使うことでより定着します。ライティングやスピーキング練習を通して、インプットした知識を使ってみましょう。

ライティング学習やスピーキング学習などのアウトプット練習の難易度が高く感じたら、インプットの量がまだ不足している可能性があります。「発音がやっぱり不安……」「単語数が足りない」など自分の弱点を見つけたら、再び発音練習や知識のインプット学習に戻って、知識の補強を行いましょう。

英会話を上達させるための英会話練習方法

英会話を上達させるための英会話練習方法

ここまでで、英会話を効果的に上達させるための学習のステップを解説しました。中でも多くの英語学習者がつまずくポイントがアウトプット学習、いわゆる「英会話練習」です。

「知識を身につけたは良いものの、どうやってアウトプットしたら良いかわからない」「英会話を練習する機会がなくて困っている」という壁にぶち当たる英語学習者は少なくありません。そこで次に、英会話を上達させるための英会話練習方法を四つ紹介します。

海外ドラマやニュースを字幕なしで視聴する

一つ目のおすすめ英会話練習法は、海外ドラマやニュースを字幕なしで視聴することです。日常英会話を勉強している方は海外ドラマを、ビジネス英語を勉強している方は英語ニュースを活用すると良いでしょう。

海外ドラマやニュースなどのコンテンツには、実際の英会話で役立つフレーズや表現が多く登場します。これらの音声を字幕に頼らず、「音」と「意味」に集中しながら聞く練習をすることで、英会話に通じるリスニング力が鍛えられます。

ちなみに、ここで「字幕なしで」とお伝えしているのは、日本語字幕があると英語を日本語に訳して理解するクセが付いてしまうからです。また、英語字幕を活用する場合でも、文字を通して音声を理解することに慣れてしまうので、おすすめはできません。

英作文を書く

次に、英語のライティング学習を通して、英会話(特にスピーキング)に欠かせない「英文作成能力」を鍛えることも効果的な英会話練習法の一つです。ライティング学習というと、試験対策のようなイメージを抱くかもしれませんが、実際には、英語の文章を書く練習をすることは、スピーキング力の向上に非常に効果的です。

ライティング学習といっても、毎日テーマを決めて英作文を書いたり、英語で日記をつけたりする程度で問題ありません。スピーキングと比較してハードルが低いライティング学習を通して、頭に入っている英単語や表現の知識を使って自分の考えや意見を英語で文章化する練習をしましょう。

英会話スクールに通う

おすすめの英会話練習法の三つ目は、英会話スクールに通う方法です。スクールに通えば、日本で生活しながらも確実に英会話を練習する機会を設けることができます。

ただし、「通学の時間がない」「いきなり人前で英語を話すのは恥ずかしい」などという人にとっては、英会話スクールはハードルが高く継続しにくいというデメリットがあります。そんな方には、場所や時間を問わず一人で会話練習に取り組める「スピーキング練習アプリ」の活用をおすすめします。

スピーキング練習アプリで会話練習をする

おすすめの英会話練習方法の四つ目は、「スピーキング練習アプリ」を活用する方法です。スピーキング練習アプリを活用すれば、スクールに通うことなく、会話練習ができます。

英会話スクールへの通学と比較して、費用を大幅に抑えられる他、場所や時間を問わず会話練習ができることから、忙しい社会人でも英会話練習に取り組みやすいというメリットがあります。また、アプリを使った英会話練習は、「人前で英語を話すのは恥ずかしい」「講師を前にすると、緊張して英語を話せなくなってしまう」などという英語初心者にもおすすめです。

スピーキング学習アプリなら、スピーキング力や発音に自信がなくても、人目を気にせず自分のペースでのびのびと「会話練習」や「発音練習」に取り組むことができます。ここでは、会話練習ができるおすすめのスピーキング練習アプリを二つ紹介します。

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテスト 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、発音練習とスピーキング練習ができる当社プロンテストが提供する英語学習アプリです。日常会話で気軽に使えるフレーズを用いて会話練習に取り組みながら、正しい発音の習得を目指すことができます。

本アプリの特徴は、英語の発音を正確に判定できる「プロンテストエンジン」が搭載されているところです。アプリで会話練習をするだけで、英語を正しく発音できているか、どこをどう直せばネイティブの発音に近づけるのかが分かるため、初心者でも正しい発音を習得できます。

「スピーキング練習アプリで、発音能力とスピーキング力を鍛えたい」「英語の発音が不安で英語をうまく喋れない…」などという方におすすめのアプリです。アプリの詳しい情報や無料体験については、公式ホームページよりご確認いただけます。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、会話練習を通して正しい発音と文法を身につけられる当社プロンテスト提供のスピーキング練習アプリです。日本語の「てにをは」に該当する英文法をじっくり練習することで、“信頼を得られる英語”を習得できます。

「英語を話すと、つい英文法を間違えてしまう」「英語ネイティブを前に正確で知的な英語を話せているか不安」など、英会話や英文法に不安がある方におすすめの会話練習アプリです。

本アプリは、月額1,650円〜で無制限に発音練習やシーンごとの会話練習に取り組むことができます。アプリの詳細や無料体験などは、公式ホームページにてご確認ください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,750円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額1,100円(税込)

公式サイト

まとめ

今回は、「英会話を上達させたい!」という方に向けて、英会話の上達を左右するポイントと、英会話上達のための具体的な学習手順・練習方法についてお伝えしました。

英会話を上達させるには、学習時間を確保するのはもちろんのこと、「発音学習・練習で土台を作る」→「インプット学習」→「アウトプット学習(会話練習)」という順序に沿って計画的に学習を進めることがとても大切です。特に、発音学習・練習は、「基礎トレーニング」に該当するため、疎かにしてしまうと英会話の上達を妨げる結果になりかねません。

当社プロンテストでは、英会話の上達に必要な「通じる発音」を習得するためのスピーキング練習アプリを提供しています。英語の発音練習・スピーキング練習アプリに少しでも興味を持った方は、ぜひ当社プロンテストまでお気軽にご相談ください。

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