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英語の読み方

英語を勉強していて、「英単語の読み方がわからない」「英語がスラスラ読めない」などと困ることはありませんか?

英語の読み方をマスターするには、発音のルールを学ぶことが近道です。音とスペルの組み合わせや音声変化、アクセントなどのルールを学ぶことで、英語(英単語)を正しく読めるようになります。

そこで今回は、英語の読み方に関するルールと、発音をマスターするための勉強法と手順を紹介します。

英語の読み方がわからない原因

そもそも英語の読み方がわからない、英単語が読めないのはなぜでしょうか?

ここでは英語の読み方がわからない、難しいと感じる主な原因を3つ紹介します。原因を知ることは改善への近道となりますので、ぜひ参考にしてください。

スペルと音が一致していないから

英語(英単語)の読み方がわからない原因の一つに、英語の「スペル」と「音」が一致していないことがあります。

日本語の場合、「あ」という文字の発音は「あ」以外にありません。しかし、英語の場合、「a」という一つの文字に対して何種類もの読み方があります。たとえば、下記の2つの英単語を一度読み上げてみてください。

  • apple
  • make

これら2つの英単語には、いずれも「a」の文字がありますが、「a」の読み方はまったく異なります。前者は[ˈæpl]と[æ]の発音であるのに対して、後者は[méɪk]、同じ「a」という文字なのに[éɪ]と発音されます。

このように、英語は「スペル」と「音」が一致しない言語であるため、「英単語の読み方がわからない」「英語を読むのは難しい」と感じてしまいがちです。

これを克服するには、フォニックスという学習法で、音と英単語の組み合わせパターンを覚えることが効果的です。フォニックスを始めとした発音のルールについては、次章で解説しています。

日本語にない音がたくさんあるから

英語の読み方がわからない原因の二つ目は、日本語にはない音が英語にはたくさん存在していることです。

私たちの母国語である日本語は、英語を始めとした外国語と比較して音の数が少ないという特徴があります。実際に、英語には約600個の音(子音と母音のモーラ)があるのに対して、日本語にはおよそ70個の音しかありません。

日本人が英語の発音を学ばない状態で正しく発音できる音はかなり限られているため、「英語の読み方がわからない」ということが起こります。英語を読めるようになるには、まず発音記号を学び、英語特有の音を正しく発音できるようになる必要があります。

英語の読み方のルールを知らないから

三つ目の原因は、英語の読み方のルールを知らないことです。たとえば、英単語の読み方が分からないのは、英単語の勉強が不足しているからというよりも、そもそも土台となる発音の知識が不足しているからだと考えられます。

先ほどお伝えしたように、英語はスペルと音が一致しなかったり、日本語よりも音の数が多かったりするため、読み方が難しいと感じてしまいがちです。しかし、英語の読み方のルール、要は英語の「発音のルール」を知っていれば、大半の英単語は正しく読めるようになります。

英語を読めるようになるには発音のルールを学ぼう!

英語を正しくスラスラと読めるようになる一番の近道は、発音のルールを学ぶことです。

英語の発音のルールを学ぶと、「なぜそう発音するのか」「なぜ音と音をつなげて発音するのか」など、読み方のパターンが見えてきます。英語圏で生まれた人なら、こういったルールを成長と共に自然に習得することができるのですが、英語を大人になってから学ぶ場合は、ルールとして学ぶほうが結果として成長スピードが速まります。

英語の読み方に関するルールについて、以下で詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

英語の読み方に関する5つのルール

ここでは、英語の読み方をマスターするのに押さえておきたい発音のルールを5つ紹介します。

読み方のルール①:発音記号

発音記号は、英単語の正しい読み方を体系的に表した記号です。辞書を引くと、単語や意味と並んで // や []で記載されている、皆さんも一度は目にしたことがある記号のことです。

単語 発音記号
plant [plˈænt]
casual [kˈæʒuəl]

発音記号を知っていれば、英単語の発音記号をチェックするだけで確実に正しい読み方がわかります。また、すべての発音記号の音を正しく作ることができるようになれば、単語単位の発音は飛躍的に向上します。

読み方のルール②:フォニックス

二つ目のルールは、フォニックスです。フォニックスとは、英語の「スペル」と「音」を紐付けるルールのことです。

英語はスペルと音が一致しないとお伝えしましたが、実はスペルと音の間にはルールがある程度存在しており、フォニックスではその組み合わせパターンを学ぶことができます。フォニックスを学ぶことで、中学レベルの基礎英単語であれば、70%ほどカバーできるといわれています。

ちなみに、すべての単語をカバーしきれないのは、フォニックスは発音記号のように絶対的なルールではなく、例外もいくらか存在するからです。とはいえ、フォニックスの知識は、スペルから正しい読み方を推測するのに大いに役立ちます。

フォニックスの具体的なルールについては、こちらの記事を参考にしてください。

読み方のルール③:音声変化

音声変化とは、英語を自然なスピードで話した時に起こる音の変化のことです。音声変化は、大きく分けて下記の3つの種類があります。

  • リンキング(連結):2つの音がつながって発音される
  • リダクション(脱落):特定の音が弱く発音される/脱落する
  • アシミレーション(同化):2つの音が合わさって別の音になる

音声変化のルールを学ぶと、単語と単語のつながりが滑らかになり、カタコト感をなくすことができます。英単語を単体だけでなく、フレーズや文として正しく読めるようになるには、必ず押さえておきたいルールの一つです。

読み方のルール④:アクセント

アクセントとは、特定の音節を強く発音して「強弱」を付けて単語を区別することをいいます。英語のアクセントは、同じ英単語でも「意味」によって強く発音する音節が違ってくるなど、英単語を正しく読むために不可欠な知識の一つです。

たとえば、「record」という英単語は、意味(品詞)によってアクセントの位置が変わる単語の一例です。発音記号にあるアクセント記号[’]がアクセントの位置を示しています。

  • reccord(名詞):第一音節にアクセント[[rékərd]
  • record(動詞):第二音節にアクセント[rɪkˈɔɚd]

英語のアクセントには、「プレフィックスがある音節の直後にアクセントが来る」「子音が連続で続く場合は、その音節を強く発音する」など、基本的なルールが存在します。もちろん、中には例外も存在するのですが、基本的なルールについては一通り学習しておくことをおすすめします。

読み方のルール⑤:イントネーション

イントネーションとは、英語を話す時の音調の上がり下がり(抑揚)のことです。イントネーションには、主に「下がり型」と「上がり型」があります。

平叙文や命令文、疑問詞で始まる疑問文の場合は「下がり型」、聞き返しの文章やYes/No疑問文の場合は「上がり型」といったように、文の種類によってイントネーションが決まります。また、下記のように、イントネーションを使い分けることで異なる意味や意図を表現することも可能です。

  • Excuse me⤵:すみません(声を掛ける時など)
  • Excuse me⤴:すみません、何と仰いましたか?(聞き返す時など)

ここまでで紹介した5つの発音ルールについて、より詳しくはこちらの記事で解説しています。「発音のルールについてもっと詳しく知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

英語の読み方をマスターするための勉強法と手順

ここまで、英語の読み方に関する5つのルールを紹介しました。そこで次に、これらのルールをどのように勉強していけば良いのか、おすすめの勉強法と手順を詳しく解説します。

手順①:発音記号を覚える

英単語を正しく読めるようになるには、まず「発音記号」を覚えることから取りかかりましょう。日本語にはない英語特有の音までしっかり正確に発音できるようになるには、発音記号の知識が不可欠です。

ただ、発音記号を覚えるといっても頭で無理に暗記する必要はありません。ネイティブの音声を聴きながら、記号と読み方をセットで体得しましょう。具体的な音の作り方(読み方)は次のステップで練習するので、ここでは記号とその読み方を覚えることを意識しましょう。

手順②:発音練習で読み方を練習する

発音記号を一通りインプットしたら、発音練習で発音記号の読み方を練習します。発音記号の読み方を頭では理解していても、実際に正しく読めるとは限らないからです。

すべての発音記号を正しく読めるようになるまで、実際の口や舌、唇などを動かしながら読み方を練習しましょう。

手順③:フォニックスの練習に取り組む

発音記号の読み方を学んだら、次はフォニックスで発音記号と単語のパターンの組み合わせを覚えていきます。

たとえば、[ɑ]という発音記号があったとして、ここではその発音記号を使う単語のパターン(hot、bod、potなど)を学習します。これにより、ここまで学んだ発音記号の読み方と、英単語のスペルが頭の中でしっかり紐付くようになります。

手順④:その他発音のルールを学ぶ

発音記号とフォニックスを学ぶと、ほとんどの英単語は正しく読めるようになります。しかし、これは単語単位であればという条件付きです。

2つ以上の英単語が合わさったフレーズや英文を正しく、英語らしく滑らかに読めるようになるには、音声変化やアクセント、イントネーションといったその他発音ルールを学ぶ必要があります。上で紹介したルールを中心に、英文になっても正しく読めるように学習していきましょう。

手順⑤:お手本の音声を聴いて音読する

発音のルールを一通り学んだら、次はより実践的な音読トレーニングに取り組みましょう。

まずは、お手本とするネイティブの音声を聴いてください。頭の中で音とその状況・イメージが紐付くようになるまで、「音」と「意味」に集中して丁寧に聴くことがポイントです。

その後、お手本の音声を真似するように、音声スクリプトを声に出して読んでみましょう。慣れないうちは、早く読むことよりも、ネイティブと同じような発音で読めるようになることを意識して音読しましょう。

手順⑥:発音指導を受ける

最後に、自分の発音が合っているか、またはどこをどう直せばネイティブの発音に近づくことができるのかを知るため、発音指導を受けましょう。たとえば、当社が提供する『発音特訓パック』『プロンテスト・コール』のアプリを使えば、アプリに向かって音読をするだけで、自分の発音を具体的に指導してもらうことが可能です。

発音指導を受けることで、どこをどう改善すればいいかが具体的にわかるので、独学でも効率的にかつラクに、正しい英語の読み方をマスターすることができます。

英語の読み方を覚えるポイント・コツ

英単語の読み方を覚える際は、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 英語の読み方をカタカナで覚えようとしない
  • 読み方がわからない英単語は発音記号を確認する
  • 発音練習で英語の読み方を体得する

それぞれのポイントについて、順に詳しく説明していきます。

英語の読み方をカタカナで覚えようとしない

英単語の読み方を覚える際、カタカナの音で覚えてはいけません。なぜなら、先ほどもお伝えしたように、そもそも英語には日本語にはない音がたくさんあり、カタカナで英語の音を忠実に表すことはできないからです。

わかりやすい例として、「food(たべもの)」と「hood(頭巾)」という英単語は、英語だと発音がまったく異なりますが、カタカナで覚えようとすると2つとも「フード」と同じ読み方になってしまいます。

これでは、明白ながら英語の読み方を正しく覚えることはできません。また、英語の読み方をカタカナで覚えると、カタカナ英語が染みついてしまい、「英語を話しても通じない!」ということが懸念されます。

読み方がわからない英単語は発音記号を確認する

上で紹介した発音のルールを身につけていても、読み方がわからない英単語に出くわすことはゼロではありません。英語の勉強をしていて、わからない英単語を見つけたら、意味や例文と一緒に「発音記号」も確認するようにしましょう。

新たな英単語をインプットする際、発音記号を意識的に確認すれば、確実に正しい「音」とセットで単語を覚えることができます。すると、再びその英単語を見た時に読み方を忘れにくくなります。

発音練習で英語の読み方を体得する

今回は、英語の発音ルールを一挙紹介しました。たくさんのルールがあるので、「難しい……」「覚えられるか不安」などと感じた方も少なくないでしょう。

しかし、今回紹介した発音のルールは、すべてを完全に暗記しなければならないわけではありません。むしろ、無理に頭で暗記するよりも、発音記号や音声変化、フォニックスといったルールは、発音練習に繰り返し取り組んで、体で感覚を覚えることのほうがずっと大切です。スポーツの素振りや「型」の練習と一緒のイメージです。

 

急ぎの人は発音クリニックで直接指導してもらう

プロンテストが出している学習アプリやその中の音声指導技術は、音声学をもとにしています。そのため、判定内容や指導内容にも学問的裏付けがあります。英会話スクールでは、発音記号を読めない・または読み方を知らない教員が指導している場合がほとんどです。

一方でプロンテストでは、大学の英米文学科などで指導される英語音声学に基づいて、発音記号一つ一つの読み方、調音器官(舌や歯など)の使い方を正確に指導する知見を持っています。

また、音声学はそのままだと初学者には難しいので、プロンテストは専門的な音声学の内容をわかりやすく噛み砕いて、すぐに身に着けられるような指導も行っております。

定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

以下では、発音を練習できるアプリを紹介しています。「発音ってどうやって練習すれば良いの?」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

英語の読み方のマスターにおすすめの英語アプリ

それでは、英語の読み方をマスターするのに役立つおすすめの英語アプリを2つ紹介します。

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、日常会話フレーズを使った会話練習で「通じる英語」を習得できるスピーキング練習アプリです。

発音判定機能が備わっており、一人ひとりの発音に対して「どこがどう間違っているか」「どこをどう直せばネイティブの発音に近づけるか」を指導することができます。発音練習で発音記号や音声変化を身につけたいものの、自分一人では不安な方におすすめです。

アプリは無料でお試しすることも可能ですので、少しでも気になった方は下記のURLから詳細をご確認ください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテスト・コール

『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、より正確な英語を話したいビジネスマンや留学生におすすめのアプリです。

このアプリでは、場面ごとの会話練習を通して「通じる発音」を自分のものにすることができます。発音記号を一つずつ練習するのはもちろんのこと、苦手な発音記号だけピックアップして強化するといった使い方も可能です。

「英語の発音に自信をつけたい!」「英語を正確に、自信をもって話せるようになりたい」という方は、ぜひまずは無料お試し版からお気軽にお試しください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,750円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額1,100円(税込)

公式サイト

まとめ

「英語の読み方がわからない……」とお悩みの方に向けて、英語の読み方に関する発音ルールと勉強法を紹介しました。

英語は、スペルと音が一致しなかったり、日本語にはない音があったりするなど、正しく読むのが難しい言語です。とはいえ、発音のルールをしっかりと学習すれば、ほとんどの英単語は正しく読めるようになります。

英語の発音ルールを学び、正しい発音を効率良く身につけたいという方には、当社が提供する『発音特訓パック』『プロンテスト・コール』がおすすめです。独学での発音学習やスピーキング練習にお悩みの方は、ぜひご活用ください。

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