みなさん、こんにちは。お元気ですか？
今日はリスニングと発音の関係についてお話します。
皆さんは、英語を聞くときに何に注意していますか？
母国語だと、ストレートに何を話しているのか、
内容を理解しながら聞いているのだと思います。
そのとき、身体はどういう作業をしているのか、
というと、ひたすら「耳」に入ってくる音を
そのまま「脳」に送り込んでいるイメージです。
つまり、ストレートに言葉の意味もわかっているので、
聞こえた「音」を文字変換もせず、単語の意味が
わからないからといって、そこで留まったりせず、
ひたすら聞き続けることができるのでは。
英語の場合も、母国語と同じようにできればよいのですが、
もしかしたら、
英語を聞いて、頭の中で、単語ごとに文字変換したり、
頭の中の辞書を開いて意味を考えたりしていませんか？
それがダメだとは申し上げませんが、
おすすめしたい方法があります。
英語は、音が流れてくる順番で、前置詞も接続詞も、
流れのままで、耳にいれることをお勧めしたいのです。
単語の意味がわかってもわからなくても、です。
ひたすら、右から聞いて左に抜ける、というような
イメージで聞いていただきたいのです。
そして、一方では、これまでにも何度か申し上げて
きたように、なるべく通じる発音で、正しく音読を
繰り返してほしいのです。
音読をするときには、意味もイメージできる速度で
お願いしますね。
もう一度、申し上げますね。
聞くときは、わかってもわからなくても、
気にしないで、すべての音を右から左に、ただ、
耳の中を通す感じで聞いて下さい。
同時に、練習としては、
英語の文章を意味がイメージできるスピードで、
書いてある文字通りに忠実に発音をして音読してください。
しかし、人間の脳は、自分で思うよりも素晴らしい
働きをしてくれるのです。
耳の中を通り抜ける音の中から、ちゃんと、
「意味」を脳がこし取ってくれる。
変な表現ですけれど、
そんな体験ができるようになります。
今までだって、何年も英語を聞いてるよ、とか、
音読しているよ、とかおっしゃる皆さんの声が
聞こえてきそうです。
でも、やり方を間違っていませんか？
聞いたときに、
・知っている単語に執着しないこと。
・知らない単語にも執着しないこと。
音読するときに、
・文字に忠実に、正しい発音で話すこと。
このふたつができていれば、大丈夫です。
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