皆さん、お久しぶりです。
連休ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
この状況ですから、
多くの方々がお家で過ごされているのではと思います。
かくいう私は、プロンテストシリーズのカリキュラムを作成中。
光村図書出版さんの英語教科書準拠アプリのうち、
小学生用のほうは、間もなくリリースとなる予定です。
みなさん、小学校の英語の教科書、ご覧になりました?
以前もお話したかもしれませんが、中学校の内容が、
小学校に降りてきた感があります。
教科書の中に、楽しい歌もありましたので、
今日はそのご紹介をします。
タイトルにありますように、
「Take Me Out to the Ball Game」という歌は、教科書の6年で
出てきます。
気持ちがウキウキするようなメロディーなので、
皆さんも聴いてみてくださいね。
お出かけをぐっと我慢して、stay homeしている方も
きっと多いはずですから。
この歌詞の一部ですが、
Let me root, root, root for the home team.
というところがあります。
いい[r]の練習になりますね。
ちょっと[r]のおさらいをしておきましょう。
アジア人の場合は、唇を少し丸めたほうがいいようです。
西洋人の場合は、その平均的な顔の骨格から、
口を開いただけで、日本人が唇を丸めたのと同様の
特徴音が出るようですね。
それから、もう一つの条件は、舌先を絶対に上あごに
触れないということです。
日本人の間違いパターンとしては、[r]も[l]も、
「らりるれろ」で代用してしまうのですが、舌先が上あごに
ついてしまう「らりるれろ」はNGです。
ついでに、次の単語も練習してみてください。
right, left, right, left,
うまく[r]と[l]が交互に練習できるので、ときどき発音してみて
くださいね。
どうしても[r]がうまく発音できない方は、唇を丸めて、
[w]で代用してみてください。red wed
right white
root woo
ところで、[r]と[w]の違いはご存じですか?
唇を丸めて、しかも舌の先を上あごにつけない、という
ところも同じです。
しかし、[r]のほうは、[w]と違って舌の後ろのほうの両横を
上の歯の奥歯につけていて、しかもです、舌の先を歯茎に
近づけるためにテコのように奥歯で舌の横のほうを支えていたり
します。
口の中って、とても健気(けなげ)な働きをしているのです。
そう考えると、きちんと[r]の発音をしてあげないと悪いような
気持ちになりませんか?
それでは、せっかくの連休です。
プロンテストシリーズで、しっかりと発音の練習をしてください!
株式会社プロンテスト
代表取締役 奥村真知