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【2022】TOEFL iBT®のおすすめ対策方法は?オンラインで可能なアプリを活用しよう

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世界中で認められている英語テストの一つに TOEFL iBT®があります。TOEFL iBT®は、出題のボリュームが多く、さらにはコンピュータ上で解答するなど、英検やTOEIC®などと形式が大きく異なるため、「 何から対策を進めたら良いわからない……」と悩んでしまうかもしれません。

そこで今回は、 TOEFL iBT®の具体的な勉強を始める前にしておきたい対策の6ステップと、各セクションの対策ポイントをわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。

 TOEFL iBT®について

 TOEFL iBT®は、留学や就職、移住を目的に世界で最も受け入れられている英語テストです。多くの大学や教育機関から推奨されており、世界中で3,500万人以上もの人々が英語能力を測定するために受験しています。

TOEFL iBT®の最大の特徴は、大学の教室で実際に使われるアカデミックな英語スキル(英語4技能)の測定を目的としているところです。アメリカやカナダ、オーストラリアなど、人気の留学先では TOEFL iBT®のスコアの提出が求められることが多いため、海外進出を視野に入れているのであれば、早くから対策しておくことをおすすめします。

 TOEFL iBT® 対策のステップ:準備編

「受験を決めたものの、何から準備していいかわからない……」とお悩みの方に向けて、 TOEFL iBT®の対策方法をステップごとに解説します。

まずは、「準備編」として TOEFL iBT®対策の最初の3ステップを詳しくみていきましょう。

  1. 目標スコアを決める
  2.  TOEFL iBT®のテスト形式を知る
  3. 学習プランを立てる

ステップ①:目標スコアを決める

はじめに、 TOEFL iBT®の目標スコアを明確に設定します。TOEFL iBT®のスコアを海外留学や海外大学・大学院進学に使用する場合、自分が行きたい学校のスコア要件(TOEFL minimum score)を調べるところから始めましょう。

まず、自分が行きたい学校の候補をすべて書き出し、それぞれの学校のスコア要件を調べます。セクションごとのスコア要件や目標スコアの目安も公開されている場合は、トータルの目標スコアに加えて確認しておきましょう。

たとえば、自分が行きたい大学が求める最低スコアがそれぞれ「90点」「70点」「85点」なら、「90点」を目標スコアとして設定します。目標スコアが明確に決めておくと、対策が練りやすくなります。

TOEFL iBT®の受験を決めたら、具体的な対策を練る前にまず「行きたい学校のスコア要件をもとに、目標スコアを決めること」から着手してみてください。

ステップ②: TOEFL iBT®のテスト形式を知る

目標スコアが決まったら、次は TOEFL iBT®のテスト形式や出題傾向を学びましょう。テストがどのように構成されているかを知ることで、より具体的な対策を練ることができるようになります。

TOEFL iBT®は、「Reading」「Listening」「Speaking」「Wrtiing」の4つのセクションで構成されています。セクションを問わず、すべての問題をコンピュータ上で解答するテスト形式です。

テストの所要時間は、全体で「約3時間」と長時間に及びます。総合スコアは「120点満点」で、各セクションがそれぞれ「30点満点」となっています。

順番 セクション 出題内容 設問数 所要時間
1 Reading アカデミックな長文読解 3ー4パッセージ(各700語程度) 各10問 54-72分
2 Listening 講義と会話の2種類 講義:3-4題 会話:2ー3題 講義:各6問 会話:各5問 41-57分
休憩:10分
3 Speaking Independent task Integrated task 4課題   17分
4 Writing Integrated task Independent task 2課題 50分

参照:会場受験 TOEFL iBT®テスト テスト構成

テスト全体の流れを把握したら、各セクションで出題される問題の形式についてもしっかり確認しておきましょう。セクションごとの出題形式や特徴、対策のポイントについては、後半で詳しく解説します。

ステップ③:学習プランを立てる

次に、「現時点での自分の英語力」と「目標スコア」をもとに、 TOEFL iBT®の学習プランを立てていきます。自分の現在の英語力から目標スコアを達成するまでに必要な勉強時間について考え、勉強のスケジュールを組みましょう。

 TOEFL iBT® 対策のステップ:実践編

目標スコアが決まり、テスト形式も把握して、学習プランも立てられたら、より実践的な対策を進めていきましょう。ここでは、TOEFL iBT®対策の基礎編に続き、対策のステップ4〜6を紹介します。

  1. 発音練習で基礎を作る
  2. 各セクションの対策をする
  3. テクニック・コツを学ぶ

ステップ④:発音練習で「基礎」を作る

Reading対策やListening対策など、セクションごとの勉強を始める前の下準備として、発音練習で英語4技能の「基礎」を作り上げましょう。

発音練習とは、英語の基礎的な発音ルールを学んだ上で、音の正しい作り方を練習するトレーニングのことで、英語のリスニング力やスピーキング力を効率良く伸ばすための土台作りとしての役割を持っています。

英語の音の作り方を知らないということは、英語を正しく話すどころか、聞き取りすらできないということです。この状態で英語を聞く練習や話す練習をしても、思うようにスコアを伸ばしていくことはできません。

英語のリスニングやスピーキングといった各技能は、「発音」という土台ができていてこそ上達を実感できるものです。自分の現時点でのレベルから英語力を底上げし、効率良く TOEFL iBT®のスコアアップを実現するためには、発音練習による基礎固めにしっかり取り組むことが大事です。

また、プロンテストは定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

ステップ⑤:各セクションの対策をする

発音練習を通して、英語4技能を鍛え上げるための基礎ができたら、次は学習プランに沿って各セクションの対策を進めていきましょう。

なお、語彙や文法などの基礎知識は、どのセクションにも通じて必要な要素ですので、各セクションに特化した対策を始めるまでに、公式問題集を解ける以上のレベルに鍛えておくことが理想です。

各セクションの具体的な対策方法については、次章で詳しくお伝えします。

苦手セクションの強化も忘れずに!

 TOEFL iBT®では、「Reading」「Listening」「Speaking」「Wrtiing」の4つのセクションにそれぞれ30点ずつ割り当てられています。

ですので、自分の目標スコアを達成するには、得意な分野をさらに伸ばすことはもちろん、苦手なセクションを重点的に対策して強化することも欠かせません。そのためには、公式問題集を通して解くなどして、自分の苦手セクションを把握し、自分が重点的に強化すべきセクションを突き止めましょう。

たとえば、リスニングが苦手なら毎日英語のポッドキャストを聴いて耳を慣らす、スピーキングが苦手なら会話練習アプリを使って毎日英語を話す練習をするなど、自分の得意不得意に合わせて、対策を進めていくことが大切です。

ステップ⑥:テクニック・コツを学ぶ

 TOEFL iBT®は、アカデミックな英語力を測るテストですが、問題を効率良く解くためのテクニックや、正答率を挙げるためのコツといったものがいくらか存在します。

たとえば、問題を最後まで解くための時間配分や、英語の長文から趣旨を掴むためのスキミングスキル、音声の要点を見逃さないメモ取りスキルなどのテクニックを習得すると、より素早く正答を導き出せるようになります。

もちろん、基礎的な英語力を高め、各セクションの対策を万全にすることが最優先ですが、時間に余裕がある方や、ハイスコアを獲得するために込み入った対策を練る必要がある方は、 TOEFL iBT®のテクニックやコツも習得しておきましょう。

 TOEFL iBT®セクション別対策のポイント

続いて、 TOEFL iBT®の4つのセクション別に対策のポイントを解説します。

TOEFL iBT®は、英検やTOEIC®といった他のテストと比べて出題の形式や傾向が特殊です。セクションごとの対策のポイントを知って、総合スコアの底上げや苦手セクションの強化をしていきましょう。

Reading(リーディング)の対策ポイント

TOEFL iBT®のReadingセクションは、「アカデミックな長文の読解」です。自然科学や社会科学、芸術など、幅広い分野の教養科目を題材とした長文を読み、その理解度を測定します。

Readingの対策ポイントとしては、次の2つです。

  • 幅広いジャンルの英文を毎日読む
  • 本文よりも質問を先に読む

どの教養科目を題材に出題されても、自信を持って読み進められるように、幅広いジャンルの英文を毎日読みましょう。日本語でも、自分に馴染みのある分野の文章とそうでない文章なら、前者のほうが理解度は高くなりますよね。

解答はすべて文章の中に書かれているので、専門的なことまで網羅する必要はありませんが、日頃から幅広い教養科目に慣れ親しんでおくことは、 TOEFL iBT®のReading対策として有効です。

また、「質問を先に読む」というのも、有効な対策の一つです。というのも、本文から先に読み始めると時間が足りなくなることが多いからです。

また、質問を先に見ておくと、答えをピンポイントで探しながら読めるので、効率が良くなります。とはいえ、テクニックには個人差があるため、何度も問題を解いて自分に合うテクニックを見つけることが大切です。

Listening(リスニング)の対策ポイント

Listeningセクションは、「講義」と「会話」の2種類で構成されています。講義は幅広い分野の教養科目を、会話はキャンパス内での学生と教授・大学職員、学生同士などの会話を題材にしています。

ここでは、Listeningの対策ポイントを2つみていきましょう。

  • 幅広いジャンルの英語を毎日聴く
  • メモ取りのスキルを鍛える

Readingセクションと同様に、英語を毎日聴き、英語のナチュラルスピードと幅広い教養科目に慣れておくことが対策として有効です。まったく知らないトピックの音声を聴くのと、親しみのあるトピックの音声を聴くのとでは、英語の難易度が同じでも、理解度に大きな差が出ます。

また、 TOEFL iBT®のListeningでは、音声は一度しか再生されません。ですので、音声を集中して聴きつつ、要点のメモを取るスキルというのは、本番のテストで非常に役立ちます。

リスニングスキルを鍛えると同時に、普段からメモを取る練習をしたり、自分にとって分かりやすいメモの取り方を研究したりしておくと良いでしょう。

Speaking(スピーキング)の対策ポイント

 TOEFL iBT®のSpeakingセクションは、自分の考えや意見を伝える「Independent Task」と、英語の音声について発言する「Integrated Task」で構成されています。いずれも、アカデミックな環境で英語を話す能力を測定します。

Speakingの対策ポイントとしては、次の2つがあります。

  • 正しい発音を身につける
  • アプリで英語を話す練習をする

Speakingセクションでは、発音やイントネーション、強弱の正確さは採点項目の一つになっているので、正しい発音を身につけておく必要があります。

また、本番のテストで緊張せずに英語で自分の考えや意見を発言できるようになるには、日頃から英語を話す練習をしておくことが対策として有効です。練習相手がいない場合は、Speaking練習に特化したアプリを活用して、英語のスピーキング練習量を確保しましょう。

Writing(ライティング)の対策ポイント

Writingセクションでは、英文を読み講義を聴いて解答を述べる「Integrated Task」と、自分の考えや経験をもとにエッセイを書く「Independent Task」の2課題が出題されます。

Writingの対策を進めるにあたって意識したいポイントは、次の2つです。

  • 英文の“タイピング”を練習する
  • エッセイで使える「テンプレート」を用意しておく

TOEFL iBT®では、Writingの解答をパソコンに向かってタイピングで入力しなければなりません。そのため、タイピングが苦手という場合は、英語で文章を書く練習に加えて、タイピングの練習もしておきましょう。

なお、本番ではアメリカ版のキーボードを使用するため、不安な方は事前にキーボードのUS配置を確認しておくと安心です。

また、お題に沿って自分の考えについて述べる必要があるWritingセクションでは、「テンプレート」を使うことで、自分の考えをまとめた英文を効率良く作成できるようになります。

たとえば、「主張→理由1→理由2→理由3→結論」というテンプレートをあらかじめ用意しておけば、「賛成か?反対か?」という質問に対して迷わず解答を作成することができます。公式問題集などを活用して、テンプレートを意識したライティングを練習しておきましょう。

オンラインでTOEFL iBT®対策!おすすめのサイト・アプリ

最後に、 TOEFL iBT®の対策に役立つおすすめのオンラインサイトとアプリを5つ紹介します。サイトやアプリを使って TOEFL iBT®対策をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、簡単なフレーズで英語を話す練習をしながら、正しい発音を習得できるスピーキング練習アプリです。

発音判定機能がまるで専用コーチのように、発音を評価・指導してくれるので、独学でも効果的に発音練習に取り組めます。定額で好きなだけ英語を話す練習ができる点や、人の目を気にせずに英語のスピーキング練習量を確保できる点も魅力となっています。

TOEFL iBT®対策の下準備として発音練習に取り組みたい方や、自宅で手軽にスピーキング練習をしたい方におすすめしたいアプリです。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテスト・コール

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、スピーキング練習を通して正しい発音や文法知識を身につけられるアプリです。

1回あたり30〜40分のレッスンを全部で20レッスン収録しており、会話の反復練習を通してスピーキングと発音を効率良く鍛えることが可能です。アプリに向かって英語を話すだけで、「発音判定機能」が自分の発音のどこが間違っているか、どう直せば良いのかわかりやすく提示してくれるので、独学でもストレスなくスピーキングを伸ばせます。

「スピーキングのスコアをもっと伸ばしたい!」という中級者〜上級者におすすめです。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,750円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額1,100円(税込)

公式サイト

TED

TED

TEDは、幅広い分野に関するプレゼン動画を配信しているプラットフォームです。TEDのアプリをダウンロードすれば、いつでも無料で英語のプレゼン動画を視聴することができます。

 TOEFL iBT®のリスニングセクションでは、幅広い教養科目を題材とした講義が出題されます。TED Talksのプレゼン動画は、取り扱うトピックや話の展開が大学の講義と似ているため、 TOEFL iBT®のリスニング対策に最適です。「いつも英語のニュースを聞いている」という方は、ぜひTEDもリスニング学習に取り入れてみてください。

料金

  • 無料

公式サイト

  • TED(iOS)
  • TED(Android)

VOA Learning English

VOA Learning English

『VOA Learning English』は、海外の最新ニュースや英語の物語を使ったレッスンに取り組めるアプリです。さまざまな種類の英語を読んだり聴いたりする練習は、 TOEFL iBT®の対策に役立ちます。

ただし、このアプリで使われている語彙や音声のスピードは、英語学習者向けに易しめに設定されていますので、「ネイティブ向けのコンテンツだと難しすぎる……」という初心者におすすめです。このアプリでのリーディング・リスニングに慣れてきたら、ネイティブ向けのポッドキャスト番組やニュースサイトなどにチャレンジしましょう。

公式サイト

BBC Learning English

BBC Learning English

『BBC Learning English』は、イギリスの放送局BBCによる英語学習サイト・アプリです。英語学習に関する幅広いコンテンツを扱っており、リーディング対策やリスニング対策はもちろん、発音や文法、語彙などをピンポイントで学習することもできます。

 TOEFL iBT®のリスニングでは、アメリカ英語以外のアクセントも出題されることがあるので、BBC Learning Englishを活用してイギリス英語に耳を慣らしておくといった使い方もおすすめです。

料金

  • 無料

公式サイト

まとめ

世界で受け入れられている英語テスト「TOEFL iBT®」の対策ステップと各セクションの対策ポイントなどについて紹介しました。

TOEFL iBT®のスコアアップを目指すには、目標スコアの設定や学習プランの計画、発音練習による基礎作り、そして各セクションの勉強と、幅広い角度からの対策が不可欠です。今回紹介した対策のステップやポイントを参考にして、目標スコアの達成を目指しましょう。

TOEFL iBT®対策の下準備や、アプリを使った発音練習・スピーキング練習には、当社プロンテストの『発音特訓パック』または『プロンテスト・コール』の活用がおすすめです。これから TOEFL iBT®の対策を始める方はもちろん、スコアが伸び悩んでいる方は、ぜひまずは「無料お試し版」からお気軽にお試しください。

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