ビジネス英語を「オンライン」で学ぶには?メリット・デメリットとおすすめアプリ

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ビジネス英語をオンラインで学ぶ

忙しい社会人が効率良くビジネス英語を習得したいなら、時間や場所を選ばない「オンライン学習」がおすすめです。とはいえ、「ビジネス英語を学ぶには、オンライン英会話とアプリどっちが良いの?」とお悩みの方は少なくないでしょう。

そこで今回は、ビジネス英会話をオンラインで学ぶメリット・デメリットと、忙しい社会人におすすめのオンラインサービス・アプリを紹介します。

ビジネス英語は「オンライン」で習得できる?

ビジネス英語はオンラインで習得できるのか

「オンラインで効率良くビジネス英語を習得したい」と思っている人は少なくないでしょう。とはいえ、オンラインでビジネス英語の勉強をオンラインで完結させることはできるのでしょうか?

ビジネス英語の特徴

ビジネス英語とは、その名の通り「ビジネスの場で使う英語」のことで、仕事で英語を使う人、および外資企業や海外で働きたい人にとって必須のスキルです。そんなビジネス英語には、日常英会話と比較して次のような特徴があります。

  • 丁寧でフォーマルな表現を好む
  • 省略系や短縮形を使わない(=文法が理解しやすい)
  • 決まった「単語」や「定型文」が多い
  • 業界/職種の専門用語が登場する

ビジネス英語というと「日常英会話よりもレベルが高い」というイメージがあるかもしれません。しかし、文法が理解しやすかったり決まった定型文が多かったりするなど、ある程度の英語力があれば、比較的学びやすいことが特徴です。

そのため、習得にかかる時間や習熟度に個人差はあるものの、ビジネス英語をオンラインで習得することは十分に可能です。

ビジネス英語をオンラインで学ぶ方法

ビジネス英語をオンラインで学ぶ方法は、大きく分けて次の2つです。

  • オンライン英会話を利用する
  • オンラインサービス・アプリで独学する

それぞれの方法について、詳しく解説していきましょう。

方法1:オンライン英会話を利用する

オンラインでビジネス英語を学ぶ方法の一つ目は、「オンライン英会話」を利用する方法です。スクールに通学することなく、早朝から深夜まで自宅からレッスンを受けられるのが魅力です。

最近では、ビジネス英語の指導を専門としたサービスも多く登場しており、目的やレベルに合わせて自分が必要とするビジネス英語を効率良く学ぶことができます。また、オンライン英会話は「マンツーマンレッスン」を基本としているため、「講師から1対1で学びたい」「英会話の量を担保したい」という方にとって理想的なサービスだといえます。

ビジネス英語をオンライン英会話で学ぶメリット・デメリットについては、次章で詳しく紹介します。

方法2:オンラインサービス・アプリで独学する

2つ目の方法は、「オンラインサービス・アプリ」を使って独学する方法です。

従来、英語アプリというと「リーディング」や「リスニング」などのインプット学習中心というイメージがあったかもしれません。しかし、英語アプリは年々進化を遂げており、最近では実践的な「スピーキング練習」や「発音練習」など、本格的なアウトプット学習に取り組めるアプリも多く登場しています。

こういったオンラインサービス・アプリを賢く活用すれば、独学でも高いビジネス英語力を身につけることが可能です。「ビジネス英語をオンラインで学びたい」と考えているのであれば、オンライン英会話とオンラインサービス・アプリを比較し、自分に合うほうを日々の学習に取り入れることが理想です。

ビジネス英語をオンライン英会話で学ぶメリット

ビジネス英語をオンラインで学ぶメリット

多くの人は、ビジネス英語をオンラインで学ぶ方法として、まず「オンライン英会話」を思い浮かべるのではないでしょうか?そこで、ビジネス英語をオンライン英会話で学ぶ主なメリットを3つ紹介します。

講師からマンツーマンで学べる

ビジネス英語をオンライン英会話で学ぶメリットの一つ目は、講師からマンツーマンでビジネス英語を教えてもらえることです。

通常、講師からマンツーマンで英語を教えてもらうには、高い料金を支払ってスクールに通学する必要があります。しかし、オンライン英会話なら場所や時間を選ばず、自宅からパソコンやスマホ一つでビジネス英語レッスンを受けられます。

ビジネス英語の教材が充実

英語を独学する場合、ビジネス英語の教材を一から揃え、成長過程に合わせて新たな教材を買い足す必要があります。しかし、オンライン英会話を利用すれば、あらゆる英語教材を無料で利用することが可能です。

実際に、多くのオンライン英会話サービスは、ビジネス英語に関するオリジナル教材や市販教材を数多く取り揃えています。中でも、ビジネス英語の指導に特化しているサービスなら、目的やレベル、業界/職種など、幅広いジャンルのビジネス英語教材をレッスン内およびレッスン外で利用できます。

もちろんトータルでは独学より高い費用がかかりますが、「いろいろな教材を気兼ねなく使ってビジネス英語を学びたい」という方にとっては大きなメリットでしょう。

ビジネスシーンの会話練習ができる

オンライン英会話を利用すると、実際に講師とビジネスシーンを想定した会話練習ができます。「なかなかビジネス英語を使う機会がない」という方にとって、ビジネス英語をアウトプットするチャンスを日常的に作れることは、非常に大きなメリットの一つです。

また、マンツーマンレッスンなら、グループレッスンのように「他の受講生に圧倒されて、ぜんぜん英語を話せなかった……」といった心配も要りません。すでに発音やビジネス英単語、文法などのインプット学習を終えた中上級者や、会話練習に専念したい方には、オンライン英会話が頼りになるでしょう。

ビジネス英語をオンライン英会話で学ぶデメリット

英語講師

オンライン英会話を選ぶことには、少なからずデメリットも存在します。自分にとって最適な学習方法を選べるように、デメリットも確認しておきましょう。

安くはない費用がかかる

ビジネス英語をオンライン英会話で学ぶデメリットの一つ目は、安くはない費用がかかることです。

多くのオンライン英会話サービスは、料金の安さを強みとしています。しかし、「ビジネス英語」に特化したサービスの場合、ビジネス英語を指導できるプロの講師を雇う必要があるため、料金はそれほど安くありません。

そのため、「安いから」という理由だけでオンライン英会話を選んでしまうと、継続するのは難しいかもしれません。「お金をかけずにビジネス英語を学びたい」「英会話に月1万円以上支払うのは厳しい……」という方には、低価格で利用できるオンラインサービスやアプリの利用がおすすめです。

まとまった学習時間の確保が必要

オンライン英会話でビジネス英語を学ぶ場合、毎日まとまった学習時間を確保する必要があります。レッスン時間は1回あたり20分〜30分ほどですが、レッスン準備や片付けを含めると最低でも40分はかかるでしょう。

また、電車の中や騒がしいレストランでレッスンを受けるわけにはいきませんので、場所も多少なりとも選ぶ必要があります。そのため、オンライン英会話は、「5分〜10分のスキマ時間でこまめに学習を進める」という使い方には不向きです。

仕事が忙しくて毎日まとまった時間を確保できないという方の場合、どれくらいの勉強時間を確保できるのかを前もって考えておく必要があるでしょう。

講師の質や指導にバラツキがある

オンライン英会話を選ぶ3つ目のデメリットは、講師の質や指導にバラツキがあることです。

講師のやる気や指導の上手さは、良くも悪くも講師次第です。そのため、悪い講師にあたってしまうと、思ったような学習効果を得られないことがあります。

また、一口に「英会話講師」といっても、中には英語の発音やことば選びにクセがある講師や、英語を外国語として習得した非ネイティブ講師もいます。講師によって、指導内容や「OK」「No Good」の基準に差が出やすいため、注意が必要です。

発音を具体的に指導してもらえないことも

「発音はネイティブ講師から学べば間違いない」と思ってしまいがちですが、実際にはネイティブ講師でも「音声学」の知識がなければ、発音を正しく指導することはできません。

「音声学」の知識がない講師の場合、発音のレッスンを受けても、ただ講師の発音を真似するだけなど、具体的に指導してもらえない可能性が高いです。

急ぎの人は発音クリニックで直接指導してもらう

プロンテストが出している学習アプリやその中の音声指導技術は、音声学をもとにしています。そのため、判定内容や指導内容にも学問的裏付けがあります。英会話スクールでは、発音記号を読めない・または読み方を知らない教員が指導している場合がほとんどです。

一方でプロンテストでは、大学の英米文学科などで指導される英語音声学に基づいて、発音記号一つ一つの読み方、調音器官(舌や歯など)の使い方を正確に指導する知見を持っています。

また、音声学はそのままだと初学者には難しいので、プロンテストは専門的な音声学の内容をわかりやすく噛み砕いて、すぐに身に着けられるような指導も行っております。

定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

忙しい社会人には英語アプリの活用がおすすめ

英語アプリで学ぶ

ここまで、ビジネス英語をオンライン英会話で学ぶメリット・デメリットについてお伝えしました。メリットの多いオンライン英会話ですが、仕事が忙しい社会人だと、ややハードルが高く感じてしまうかもしれません。

「まとまった学習時間が取れない」「もっと手軽にビジネス英語を学びたい」という忙しい社会人には、短いスキマ時間でサクッと学べる英語アプリがおすすめです。

スキマ時間を有効活用できる

英語アプリは、スキマ時間を有効活用することを得意としています。英会話レッスンを受ける場合、最低でも20分〜30分の時間が必要ですが、アプリなら3分〜5分といった短時間から気軽に学習できます。

通勤時間や移動時間を有効活用してコツコツ学習を重ねることは、知識を定着させるのに効果的です。「毎朝、通勤中に英語でニュースを読む」とか「移動時間に、ビジネス表現を学ぶ」など、継続しやすい目標を立て、スキマ時間を有効活用できるようにアプリを活用しましょう。

費用を安く抑えられる

英語アプリは、オンライン英会話と比較してとても安い費用で利用できます。オンライン英会話でビジネス英語を学ぶ場合、最低でも1ヶ月あたり1万円の費用がかかります。講師の国籍やカリキュラムによっては、さらに費用がかさむこともあるでしょう。

しかし、英語アプリなら、月額3,000円以下で時間制限なくたっぷりビジネス英語を学べます。中には、無料でビジネス英語の学習コンテンツを提供しているオンラインサービス・アプリも少なくありません。

たとえば、BBCが提供する『BBC Learning English』や、ブリティッシュ・カウンシルが提供する英語アプリ各種は、どれも無料で利用することが可能です。「できるだけ費用を抑えて、ビジネス英語を学びたい」という方には、無料アプリと有料アプリを賢く使い分けることをおすすめします。

忖度なく正しい発音を学べる

「英語の正しい発音を学びたい」という方には、オンライン英会話よりも「発音指導」「発音練習」に特化したアプリの利用がおすすめです。というのも、講師は「日本人にしては、うまく発音できている」とか「このくらい発音できていれば、問題ないだろう」などと、生徒の英語レベルに合わせて忖度してしまうことがあるからです。

そもそも、「音声学」の知識を身につけている講師が少なく、英語の発音を指導する基準にバラツキがあるという問題点もあります。一方、音声学に基づいた「発音判定機能」を搭載した英語アプリなら、話者に忖度することなく、一定の基準で発音をチェックしたり指導したりすることが可能です。

たとえば、当社プロンテストが提供している『プロンテストシリーズ 発音特訓パックvv』や『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、発音の仕方や直し方まで具体的に指導できるため、独学でも効率良く正しい発音を身につけられます(※アプリの詳細は、次章をご確認ください)。

ビジネス英語を学べるオンラインサービス・アプリ

次に、ビジネス英語を学べるおすすめのオンラインサービス・アプリを4つ紹介します。

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、ビジネスシーンで自信をもって英語を話すための「通じる発音」を習得できるアプリです。実践的な会話フレーズを使った会話練習に取り組むと同時に、「発音機能」で自分の発音を判定したり、正しい発音に近づくための指導を受けたりできます。

リーディングやリスニングと比較して、独学するのが難しいスピーキング。しかし、このアプリを使えば、一人でも効率良くビジネスシーンでも通用するスピーキング力を身につけることが可能です。

アプリは月額制となっていますが、まだ利用したことがない方は、まずは無料でお試しいただけます。詳細は、以下の「公式サイト」よりご確認ください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテスト・コール

『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、すでに英語を使う環境に身を置いている社会人や留学生におすすめのスピーキング練習アプリです。会話練習に取り組む中で、「相手と信頼関係を構築するための英語」を自分のものにできます。

「ビジネスシーンで知的な英語を話せるようになりたい」「正しい発音・文法をマスターして、ビジネスの場で自信を持って英語を話したい」というビジネスマンにおすすめです。少しでも興味を持った方は、ぜひ無料お試し版をトライしてみてください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,750円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額1,100円(税込)

公式サイト

VoiceTube

VoiceTube

『VoiceTube』は、YouTube動画に字幕や学習機能を加えた、英語学習者向けのオンラインサービス/アプリです。幅広いジャンルの動画が配信されており、「ビジネス英語表現」や「ビジネス英語レッスン」など、実践的なビジネス英語を学べる動画も多数見つかります。

また、英語学習に関連する動画のみ取り扱っているので、YouTubeのように英語に関係ない動画に時間を取られてしまう心配もありません。自分の目的に合った動画を見つけるには、検索欄で「Business English」や「Office」などと検索してみてくださいね。

料金

  • 無料(アプリ内課金あり)

公式サイト

The Japan Times

The Japan Times

『The Japan Times』は、日本最大級の英字ニュースサイト/アプリです。政治やビジネス、社会問題といったシリアスなテーマから、文化や旅行、スポーツなど、ライトなテーマまで、幅広いジャンルの最新ニュースを配信しています。

親しみの深い日本のニュースを英語で読むことができるので、「海外のニュースだと予備知識がないから難しい」という方や、「日本のニュースを英語で読む習慣をつけたい」という方におすすめです。ビジネス英語のリーディング力を鍛え上げるのに、ぜひ役立てましょう。

料金

  • 無料

公式サイト

英語アプリでビジネス英語を学ぶ際の注意点

続いて、英語アプリでビジネス英語を学ぶにあたって注意したいことをまとめています。

まずは無料版で試してみる

どんな英語アプリも、まずは「無料版」で使い勝手や学習コンテンツの質、自分との相性などを試してみることが大切です。有料アプリの場合、いきなり課金をしてしまうと「自分と合わなかった……」「継続できなさそう」などと損をしてしまうことがあります。

費用を抑えてビジネス英語を学べるというアプリのメリットを最大限に生かすためにも、まずは無料版から試してみることをおすすめします。

複数のアプリを使い分ける

一口に「ビジネス英語アプリ」といっても、アプリごとに特化して学べるスキルや学習コンテンツの種類は大きく異なります。

たとえば、上で紹介したアプリだと、『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は発音・スピーキング練習に、『The Japan Times』はリーディング・リスニング学習に特化していますね。そのため、使うアプリを一つに絞ってしまうと、身につくスキルに偏りが出てしまうことがあります。

高いビジネス英語力を手に入れるには、発音および英語4技能をバランス良く身につけることが大切です。そのときに集中して伸ばしたいスキルや学びたい内容に合わせて、複数のアプリを使い分けるようにしましょう。

まとめ

ビジネス英語をオンラインで学ぶ方法「オンライン英会話」と「オンラインサービス・アプリ」について詳しく解説しました。オンライン英会話とオンラインサービス・アプリは、それぞれ特徴が異なるため、メリット・デメリットを照らし合わせて、自分に合う学習方法を選ぶことが大切です。

たとえば、「まとまった学習時間を確保できない……」という社会人なら、アプリを使ってスキマ時間でコツコツとビジネス英語を学ぶと良いでしょう。

当社プロンテストは、ネイティブに通じる英語を話すためのスピーキング練習アプリを提供しています。通じる英語を身につけることは、ビジネスシーンにおいてとても大切です。 アプリは無料でお試しすることもできますので、ぜひお気軽に『プロンテストシリーズ』をご活用ください。

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