英会話ができるようになるには?事前準備と正しい学習順序

folder_open英語学習で発音練習をする理由
英会話ができるようになるには

英語をペラペラと流暢に話す人を見ると、「英会話ができるようになりたい」と思いますよね。しかし、実際に英会話を勉強するとなると、何から手を付けたら良いのかわからなかったりハードルが高く感じてしまったりしてしまうものです。

英会話ができるようになるには、英会話に必要な要素や事前準備を知り、正しい学習順序に沿って勉強を進めることが重要です。そこで今回は、「英会話の勉強を始めてみよう」という方に向けて、英会話の事前準備や正しい学習順序について紹介します。

英会話ができるようになるための事前準備

初めに、英会話ができるようになるための「事前準備」を紹介します。以下の4つのポイントを押さえておくと、実際に英会話の勉強を始める際に効果的に学習を進められるようになります。

英会話を学ぶ目的・ゴールを設定する

まず、英会話を学ぶ目的とゴールを自分の中で明確に設定しましょう。というのも、英会話の勉強は一朝一夕で完成するものではないので、「なんとなく」とか「かっこいいから」などの曖昧な気持ちではモチベーションが続かず挫折してしまいます。

また、目的・ゴールによって学習プロセスが異なります。例えば、海外旅行先で英語を使えるようになりたいという方と、ビジネス英会話をマスターして外資系企業に転職したいという方では、学ぶべき内容や学習ペースが異なるのは明白ですね。

このように、英会話を学ぶにあたっては、「なぜ英会話ができるようになりたいのか」を明確にしておく必要があります。「海外の友だちと会話できるようになる」とか「TOEICのスピーキングテストで160点以上を取る」など、できるだけ具体的なゴールを設定してみましょう。

マインドセットを変える

英会話をできるようになるためには、「間違えたくない」「恥ずかしい」などのマインドセットを変えることが重要です。英語を話す際に、このようなマインドセットが先行してしまうと、せっかくの英会話上達のチャンスを逃してしまいます。

ですので、英会話の勉強を始めることに対して次のように感じている人は要注意です。

  • 勉強しても英会話ができるようになるか不安
  • 間違えるのが恥ずかしいから人前で英語を話したくない
  • 自分は英会話の勉強に向いていない

もしこのように感じている人がいたら、英会話の勉強を始める前にマインドセットを変えましょう。「自分は英語を話せるようになる!」「自分の間違いから学んでいこう」など、自分の成長過程をポジティブに捉えられるマインドセットを持つことが重要です。

「発音」の重要さを知る

英会話の勉強に着手する前に、ぜひ「発音」の重要性を理解しておいてください。

日本の英語教育において、「発音」はあまり重点的に教えられない分野です。そのため、「英語の発音が英会話でどのような役割を果たすのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

しかし、発音は英会話の「土台」となる非常に重要な要素です。英会話における発音は、スポーツでいう素振りや音楽でいう楽譜の読み方の学習のようなものです。発音という基礎が身についていない状態では、リスニングやスピーキングといったスキルが思うように身につきません。

英会話の勉強をはじめる際は、第一に発音を身につけることを徹底しましょう。早い段階で正しい発音を身につけておけば、後から発音矯正に取り組む手間も省けます。

正しい学習の順序を学ぶ

英会話を勉強する際は、基礎トレーニングとして「発音」を勉強することが重要とお伝えしました。それに加えて、英会話の正しい学習の順序を学んでおきましょう。

英会話の学習は、大まかに「インプット(知識を取り込む学習)」→「アウトプット(知識を出す・使う学習)」という順序で進めると効果的です。この理由は明らかですが、頭に入っていない知識を使うことはできないからです。

英会話の正しい学習順序については後半で詳しく解説していますので、ぜひ役に立ててください。

英会話ができるようになるために必要な要素

英会話では、相手の英語を聞いて理解し、英語を話して相手に伝えることが必要なのは明白ですね。ここでは、リスニングとスピーキングに分けて、英会話ができるようになるための要素を紹介します。

リスニングに必要な要素

まず、リスニングに必要な要素を紹介しましょう。

聞き取り能力

英会話におけるリスニングでは、英語の音を正しく聞き取る能力が欠かせません。これは、上記で英語の発音が基礎知識として必要だとお伝えしたように、知らない音を聞き取ることはできないからです。

英語には日本語には存在しない音が数多くあるため、発音記号や音声変化などの発音学習を通して、「聞き取り能力」を身につける必要があります。

意味取り能力

次に、聞き取った音の意味を取る能力が必要です。

英会話ができるようになるためには、音を耳で聞き取った後、英単語や英文法などの知識を使って意味を素早くかつ正確に処理しなければなりません。英会話の勉強において、英単語や英文法などの知識のインプットが重要なのはこのためです。

スピーキングに必要な要素

続いて、スピーキングに必要な3つの要素を紹介します。

発音能力

英語を話して相手に伝えるためには、英語の音を正確に発音する能力が必要です。というのも、正しい発音が身についていないと、英語を話しても相手に聞き返されてしまったり意味を理解してもらえなかったりするなど、英会話が成り立たないからです。

また、自分が発音できない音は聞き取ることもできません。発音能力は、スピーキングだけでなくリスニングにも通ずるものです。発音記号や音声変化などのルールを学び、正しい発音を身につけましょう。

英文作成能力

頭の中で正しい英文を作成する能力も英会話のスピーキングに必要な要素の一つです。

一般的に、英語の文章を書けないと、スピーキングができるようにはならないと言われています。スピーキングができるようになるには、ライティング学習を通して英文作成能力を鍛える必要があります。

アウトプット能力

英会話におけるスピーキングには、アウトプット能力も欠かせません。

頭の中にある英文を口から出す能力のことをアウトプット能力といいます。自分の口から英語を発することに慣れ、スムーズに相手に伝えられるように練習を重ねることが必要です。

英会話ができるようになるための学習順序:インプット編

ここからは、英会話ができるようになるための正しい学習順序をお伝えしていきます。まずは、知識を取り込む段階(=インプット)の学習順序を紹介しましょう。

発音を学ぶ

何よりも先に取り組むべきなのが、発音の勉強です。英語圏の子どもがまず「音」から習得するように、英語を外国語として学ぶ私達も発音から入ることが重要です。

最初に英語の発音を勉強することで、以後の英会話学習をより合理的かつラクに進めることができるようになります。ただし、英語初心者がいきなり発音を学ぶとなると、「何を学べばいいの?」「発音の勉強の仕方がわからない」など、手を付けにくく感じてしまうと思います。ですので、次の4つに注力することをおすすめします。

  • 発音記号
  • 音声変化
  • イントネーション
  • アクセント

一口に「発音」と言っても、学ぶことは一つではありません。

例えば、発音記号とは、英語の発音を視覚的にわかりやすい形で表記した記号のことです。発音記号とそれぞれの音の出し方を学ぶことで、日本語にはない母音・子音も正確に聞き取り、発音できるようになります。

発音記号に加えて、ナチュラルスピードで英語が話されたときに起こる音声変化や、正しいイントネーション・アクセントの付け方も学んでおきましょう。

発音練習に取り組む

次のステップは、「発音練習」です。

英語の発音の規則やルールを理解しただけでは十分とはいえません。発音の知識が頭に入った状態で正しい音を聞いたり、正しく音を発したりする練習に取り組む必要があります。

ネイティブの音声を聞いてから真似するように音読したり、自分の発音を録音してお手本の音声と聞き比べたりするなど、発音練習を通して発音の知識を自分のものにしていきましょう。

ただし、注意点として、発音練習は数回で完成するものではありません。正しい発音を身につけるには、長期間にわたって継続的に取り組む必要があります。

野球選手はプロになっても基礎トレーニングに該当する「素振り練習」を欠かさず行いますよね。英会話の勉強もそれと同じで、リスニング力やスピーキング力が伸びてきても、「発音練習」を継続的に行っていくことが重要です。

英単語を学ぶ

英会話の基礎トレーニングに該当する「発音練習」を終えたら、次は英単語の知識をインプットしていきます。当然ながら、知らないことばを使うことはできないため、英単語の知識は英会話に必要不可欠です。

一般的に、日常英会話をできるようになるには、1,000語程度の英単語の知識が必要だと言われています。1,000語と聞くと、「これだけで足りるの?」と驚く人が多いかもしれません。

日常英会話では、比較的簡単な単語が好んで使われる傾向にあるため、意外にも難しい単語を覚える必要はありません。日本語でも、読み書きと比べて話しことばでは比較的平易な単語を使う傾向があることを考えると納得できるのではないでしょうか。

英会話では、必要な単語数こそ少ないですが、その代わり「質」が問われます。これは、英会話では、単語を受動的に理解するだけでなく、実際に単語を使えるレベルに達する必要があるからです。つまり、実際に使い方を知っている単語の知識を増やすことが重要です。

英文法を学ぶ

単語やフレーズの知識をインプットできたら、次はそれらの知識を使って文章を作成する段階へ移ります。

英語の文章を作成するためには、英文法の知識が必要ですね。「英文法って難しそう」と苦手意識を抱いている人は少なくないでしょう。

しかし、英会話を話せるようになるには、自分の言いたいことを表現できるようになれば良いので、難しい文法事項まで把握する必要はありません。具体的には、中学校で習うレベルの文法をしっかりと使いこなせるようになれば十分だと言えます。

英文法の知識に加えて、複雑な文章をより単純な表現にリフレーズする能力も身につけておくと、なお良いでしょう。中学レベルの英文法が網羅された参考書を1冊手に取って、自由に使いこなせるようになるまで学習しましょう。学んだ英文法を使って文章を書いたり実際に会話で使ってみたりすると、しっかりと知識が定着するのでおすすめです。

リスニング学習

発音や語彙・文法の知識が身についたら、次は英語を耳から聞いてインプットしていきましょう。発音練習というベースが身についていると、「音」をしっかりと聞き取れるため効果的にリスニング学習を進められます。

具体的なリスニング学習法としては、「精聴」または「多聴」がおすすめです。精聴とは、英語を一語一句聞き逃しがないように辞書などを活用して丁寧にリスニングする学習法のことです。「質」を重視した学習法であることから、まだ英語の音声を聞いても理解できないという初心者におすすめです。

精聴である程度英語の音声を聞き取れるようになったら、次は「多聴」に取り組んでみましょう。多聴では、全体の大まかな意味を取れれば良いので、わからない単語を辞書で調べる必要はありません。英語の音声を聞いた際に、8割以上理解できるレベルに達した際には、「多聴」を通してたくさんの英語の音声に触れることが効果的です。

ただし、集中せずに理解できない英語の音声を聞き流す学習法や、英語の音声を良く聞かないままリピートするシャドーイングなどの学習法は、効果が薄いので避けることをおすすめします。

英会話ができるようになるための学習順序:アウトプット編

インプット量を確保できたら、次は並行してアウトプット量も確保していく必要があります。インプットに偏った学習をしていると、知識があっても英語を話せるようにはなりません。

ここでは、アウトプットにおける英会話の正しい学習順序についてお伝えしていきます。

ライティング学習

英会話の勉強というと、ついリスニングとスピーキングの学習に注力してしまいがちです。しかし、実際にはライティング学習も英会話の上達に高い効果を発揮します。というのも、英会話で自分の考えを相手に伝えるためには、上でお伝えしたように「英文作成能力」が必要だからです。

ライティングは、英語の文章を作成してアウトプットするという点においてスピーキングと同じです。ただ、ライティングでは、自分が伝えたいことをより単純な表現に言い換えたり、ふさわしい単語や表現を選んだりする時間的な余裕があります。

ですので、ライティングはスピーキングよりもハードルが低く、英語初心者がアウトプットを練習する方法として最適です。ライティングのステップを踏まずに、インプットからいきなりスピーキング学習に飛んでしまうと、使える表現の幅が狭まってしまったり、発言の内容が浅はかになってしまったりすることが懸念されます。

まずは、ライティング学習に取り組んでスピーキングに生かせる「文章作成能力」を鍛えましょう。

スピーキング学習

続いてのステップは、スピーキング学習です。スピーキング学習では、ここまでで学んだすべての知識を活用して、「概念化(伝えたいことをイメージする)」→「文章化(英語の文章を作る)」→「音声化(英文を口から出す)」というプロセスを練習します。

オンライン英会話サービスを利用してレッスンを受講したり、スピーキングテストの練習問題を活用して自分の意見を伝える練習をしたりするなど、自分に合った方法でアウトプット量を確保していきましょう。

実際にスピーキング練習に取り組んでみて、「まだ発音に自信が持てない」「英単語の知識が不足しているかも……」といった不安を感じても焦る必要はありません。自分の弱点を見つけたら、インプット学習に戻って必要な知識を重点的に補強していきましょう。

英会話ができるようになるには「発音」の勉強から始めよう!

ここまで、英会話ができるようになるための事前準備と正しい学習順序についてお伝えしました。

しかし、何となく英会話の勉強を始めること自体のハードルが高く感じてしまっている方もいるでしょう。そんな場合は、ぜひ基礎トレーニングにあたる「発音」の勉強から始めてみましょう。

英語学習アプリの活用がおすすめ

これから英会話の勉強をはじめる方には、発音に特化した英語学習アプリの活用をおすすめします。アプリを活用すれば、スキマ時間でサクッと発音学習に取り組めるので、英会話の勉強を始めるハードルを下げられます。

当社プロンテストでは、発音練習に特化したアプリ『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』を提供しています。本アプリでは、日常英会話で使える便利フレーズの会話練習を通して、「通じる発音」を身につけることができます。

プロンテスト 発音特訓パック

また、アプリに搭載された発音測定機能が発音を評価してくれるので、「正しい発音ができているのかな?」と悩んだり、人に間違った発音を笑われたりする心配もありません。これなら、初心者でも「発音の勉強・練習」を行えます。

『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、無料でお試しも可能です。アプリの詳細な内容を知りたい方や使い心地をチェックしてみたいという方は、ぜひ当社プロンテストまで問い合わせください。

まとめ

今回は、「英会話の勉強をはじめてみたい」という方に向けて、英会話の事前準備や正しい学習の順序を解説しました。

英会話をできるようになるための近道は、英会話で必要な能力やマインドセットを理解した上で、正しい順序に沿って学習を進めていくことです。今回紹介した事前準備や学習順序を参考に、毎日コツコツ学習に励んでみてください。

当社プロンテストでは、英会話に必要不可欠な「通じる発音」を身につけるためのサポートを提供しています。「さっそく発音練習に取り組んでみたい」「発音学習について相談したい」といった方は、ぜひ当社プロンテストまでご相談ください。

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