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英語の「スピーキング」練習方法は?お役立ちアプリを活用しよう

folder_openスピーキングから始める英語学習方法
英語のスピーキングの練習

スピーキングは、英語を習得する上で欠かせない技能の一つです。しかし、日本人英語学習者には、英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の中でスピーキングが地番苦手だという方が少なくありません。

英語を喋れるようになるためには、自分のスピーキング力が伸び悩んでいる原因を知り、正しいスピーキング練習方法に取り組むことが大切です。そこで今回は、英語のスピーキング練習で英語が上達しない原因を解説しつつ、正しいスピーキング練習方法を紹介します。

スピーキング練習で鍛える3つの能力

英作文

まず、スピーキング練習に取り組むにあたっては、スピーキング練習で鍛える3つの能力について理解することが大切です。3つの能力とは、「発音能力」「英文作成能力」「アウトプット能力」のことで、スピーキング力を効果的に伸ばすには、これら3つをバランス良く鍛える必要があります。

ここでは、それぞれの能力について説明していきます。

発音能力

スピーキング練習で鍛える能力の一つ目は、「発音能力」です。

発音能力とは、英語の音を正しく発音する能力のことで、スピーキングの土台として機能する重要な能力の一つです。そのため、厳密にいえば、「英文作成能力」と「アウトプット能力」よりも先に、基礎トレーニングとして鍛えておくことが理想です。

英語の音を正しく発音する能力を身につけておくと、スピーキング練習の効果がより高まることはもちろん、よりラクに残り2つの能力を習得できるようになります。

英文作成能力

スピーキング練習で鍛えたい能力の二つ目は、英文作成能力です。

スピーキングをする際、私たちはまず頭の中で英語の文章を作る必要があることから、英文作成能力、いわゆるライティング能力がスピーキングに欠かせません。伝えたいことを素早くかつ正確に文章化できるように、英文作成の練習に取り組みましょう。

アウトプット能力

スピーキング練習では、アウトプット能力の強化も不可欠です。というのも、発音や語彙、文法の知識やライティング能力が十分に備わっていても、実際に英語を口から出すことができなければ意味がないからです。

スピーキング練習を通して、英語のアウトプット回路を鍛え、思ったことを瞬時に英語の言葉としてアウトプットできるようになることを目指しましょう。

スピーキング練習で英語が上達しない原因・理由

英語の勉強方法

ここまでで、英語のスピーキング練習で鍛える3つの能力について理解していただけたことでしょう。そこで次に、スピーキング練習に取り組んでいるにもかかわらず、英語が上達しない原因・理由についてお伝えしていきます。

発音練習の基礎が身についていない

スピーキング練習に取り組んでいるにもかかわらず、英語が上達しない原因の一つ目は、発音練習の基礎が身についていないことです。

「発音練習」と聞くと、スピーキング練習と並行して取り組むものというイメージがあるかもしれません。しかし、実際には発音練習はスピーキング練習の「土台」に該当します。

発音練習の基礎が身についていないと、頭の中で英語の音と単語が紐付かず、英語の文章を聞き取ったり作成したりすることができません。そのため、英語の正しい音を認識できていなかったり、正しい音の出し方を知らなかったりする状態では、スピーキング練習をしてもあまり高い効果が得られません。

「これまで発音練習に取り組んでこなかった」「スピーキング練習を重ねても、発音に不安が残っている」という方は、まず発音練習を徹底的に行う必要があります。

また、プロンテストは定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

インプット量が不足している

スピーキング練習で英語が上達しない原因の二つ目は、知識のインプット量が不足していることです。

英語のスピーキング練習では、「英文作成能力」「アウトプット能力」を主に鍛える必要があるとお伝えしました。つまり、効果的にスピーキング練習を行うには、英文を作成しアウトプットする練習をするための語彙・文法の知識が不可欠です。

頭の中に入っている語彙・文法の知識が不足していたり、機械的に暗記したために知識を能動的に使えなかったりする状態では、スピーキング練習に取り組む段階に達しているとはいえません。

また、仮に十分な知識が身についていても、読書やリスニングなどのインプット学習を怠っていると、スピーキング練習で能動的に使える語彙が狭まってしまうことが懸念されます。スピーキング練習でしっかりと効果を出すためには、しっかりと基礎知識を身につけてから取り組むこと、そして常にインプットとアウトプットのバランスを意識することが大切です。

シャドーイングをしている

スピーキング練習の一環としてシャドーイングに取り組んでいる方は少なくないでしょう。しかし、シャドーイングは英文の音声をしっかり聞き取り理解する練習になっていない、そして誤った発音が定着してしまうという理由からおすすめできません。

シャドーイングをすると、まるでネイティブのように英語を読めているように感じるため、満足感は得られるかもしれませんが、肝心の英語力はまったく上達していないことが珍しくありません。シャドーイングをしている方は、一度スピーキング練習法を見直す必要があります。

スピーキング練習の量が足りていない

次に考えられる原因は、スピーキングに費やした練習量が少なすぎることです。ここまでで紹介した原因に該当せず、正しいスピーキング練習法に取り組むことができていたとしても、1週間に1時間といった練習量では英語を話せるようにはなりません。

日本で生活していると、日常的に英語のスピーキングを練習する機会を設けるのは容易なことではありません。しかし、英語を話せるようになるには練習量の確保が必要不可欠です。

英語の正しいスピーキング練習方法

英会話

続いて、上で紹介した原因・理由別に、英語の正しいスピーキング練習法を紹介していきます。

発音練習の基礎が身についていない方向け

まず、発音練習の基礎が身についていない方向けの練習法をお伝えします。

母音・子音を学ぶ

発音練習の基礎が身についていない場合は、まず英語の母音・子音の発音を学びましょう。

英語には、日本語にはない音が多く存在しています。そのため、スピーキング練習で発音能力を鍛えるには、英語の母音・子音を正しく認識すること、そして音をイメージと紐付けられるようになることが大前提です。

これまで英語の音を学習してこなかった方は、カタカナで覚えていた音を発音記号やロジックで学び直す必要があります。これにより、相手に通じる発音が身につき、スピーキング練習で得られる効果が高まります。

発音練習に取り組む

発音の基礎知識やロジックを学んだら、次は「発音練習」に取り組みます。練習対象の音を含むネイティブスピーカーの音声を聞き、正しく音を出す練習をして、身をもって音の出し方を理解しましょう。

ただし、一人で発音練習を行う場合、「そもそも正しく発音できているのかわからない」「どこをどう改善すべきかわからない」という壁にぶち当たることが少なくありません。そういった場合は、発音測定機能が備わった当社プロンテストの『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』の利用がおすすめです。アプリの詳細は後半で紹介します。

インプット量が不足している方向け

次に、インプット量が不足している方向けのスピーキング練習法を紹介します。

話すための英文法を身につける

英語のスピーキング練習では、英文法の知識をインプットすること、そしてインプットした知識を使って英文を瞬時に作成することが大切です。

英語中級者〜上級者の中には、文法事項を暗記していても、実際に瞬発的に使いこなせるレベルには至っていないという方が少なくありません。日本語を介さずに例文やイメージで英文法を学習したり、瞬間的に英語の文章を作成するトレーニングに取り組んだりして、「話すための英文法」を身につけましょう。

洋書を読む

洋書を読むこととスピーキング練習は、一見関係ないように思えるかもしれません。しかし、私たちは英語の文章を読む際、黙読していても、頭の中で“スピーキング”をしています。日本語の文章を読む際、早く内容を理解しようとすると自然に口から声が出てしまうことがあるのはこのためです。

洋書を読むことで、頭の中で“スピーキング”する能力が鍛えられ、英語の文章をスムーズにイメージ化できるようになります。もちろん、新しい英単語や表現をインプットできるというメリットもあります。

海外ドラマを字幕なしで観る

次におすすめの練習法は、海外ドラマを字幕なしで観ることです。日本語字幕に頼らずに多量の英語に触れることで、スピーキングで瞬発的に使える語彙や表現を増やせることはもちろん、英語とイメージが頭の中で紐付きやすくなります。

英語を話す際に、日本語で考えたことを英語に変換するというクセがついてしまっている方や、能動的・瞬発的に使える表現のストックが少ない方には、海外ドラマを活用したスピーキング練習がおすすめです。

シャドーイングをしている方向け

続いて、シャドーイングの代わりにおすすめのスピーキング練習法を紹介します。

ネイティブの英語を聞く

シャドーイングには、「お手本であるネイティブの音声をしっかりと聞く」「聞いた音声を理解する」という2つの練習が欠如しています。そのため、英語の音源を用意したら、シャドーイングに取り組む代わりに、まずは一度しっかりとお手本の音声を聞き取りましょう。

ネイティブの音声を「音」と「意味」に注力して聞き取ることで、自分とネイティブの音声は何がどう違うのかに気づくことができます。自分とネイティブの違いを理解することで、どこをどう改善すれば良いのかがわかるため、次で行う音読トレーニングの効果をグンと高めることができます。

音読する

ネイティブの音声をしっかりと聞いた後は、実際に音読してみましょう。シャドーイングと違って、お手本の音声をしっかりと聞き取ってから自分のペースで音読することで、正しい発音ができるようになるはずです。

この際、ネイティブスピーカーのように速く読もうとする必要はありません。しっかりと通じる発音でスピーキングできるように、丁寧に取り組むことがポイントです。

スピーキング練習の量が足りていない方向け

続いて、練習量の確保が課題の方に向けて、おすすめのスピーキング練習法をお伝えします。

オンライン英会話レッスンを受ける

「日常的に英語を話す機会を作るのが難しい」という方には、オンライン英会話の利用がおすすめです。オンライン英会話なら、自宅に居ながらいつでも好きな時に手軽に英語を話す機会を設けられます。

また、従来の通学型英会話スクールと比較して、オンライン英会話はレッスン料金が安いため、毎日1〜2回レッスンを受けられるというメリットもあります。「発話量を確保したい」「スピーキング練習をする相手がいなくて困っている」という方は、オンライン英会話の利用を検討すると良いでしょう。

スピーキング練習アプリを活用する

二つ目の練習法は、スピーキング練習アプリを活用する方法です。アプリを活用すれば、いつでも好きな時にサクッとスピーキング練習ができます。詳しくは後述していますが、スピーキング練習アプリでは、実際の便利フレーズを使って効果的に「発音能力」「英文作成能力」「アウトプット能力」をバランス良く鍛えられます。

特に「スピーキング練習はハードルが高くて続かない」「忙しくて、練習量を確保できない」という方は、アプリを活用して練習量を確保すると良いでしょう。

おすすめのスピーキング練習アプリ

ここまで、正しいスピーキング練習方法を紹介しました。

スピーキング練習を継続的に行うためには、「スピーキング練習アプリ」の活用がおすすめです。アプリを活用すれば、スキマ時間を利用して効果的に練習に取り組めます。

ここでは、前項に引き続き、スピーキング練習で英語が上達しない原因別におすすめのアプリを紹介していきます。

発音練習の基礎が身についていない方向け

まず、発音練習の基礎が身についている方におすすめのスピーキング練習アプリを2つ紹介します。

プロンテスト 発音特訓パック

プロンテスト 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック』は、当社プロンテストが提供するスピーキング練習アプリです。日常会話で役立つフレーズを使った会話練習を通して、スピーキング能力と発音を向上させることができます。

本アプリには発音測定機能が搭載されているため、独学でも「どこの発音がどう間違っているのか」「どこをどう直したら良いのか」がわかります。「発音練習で基礎を身につけて、スピーキング練習に取り組みたい」という方におすすめです。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

App Store

OALD 9th edition

OALD 9th edition

OALDは、オックスフォード大学出版が提供する英語辞書アプリです。英単語の説明と発音記号、ネイティブのお手本音声がそれぞれ収録されているので、正しい発音を確認したい際に便利です。

スピーキング練習に取り組んでいて、発音がわからない単語や表現に出くわした際は、この辞書アプリを活用すると良いでしょう。

料金

  • 無料(App内課金あり)

公式サイト

インプット量が不足している方向け

次に、インプット量が不足している方におすすめのアプリを紹介します。

Language Learning with Netflix

Language Learning with Netflix

Language Learning with Netflixは、Netflixの動画コンテンツで英語を勉強する際に役立つChrome拡張機能です。

この拡張機能を追加して動画を再生すれば、英語字幕と日本語字幕を同時に表示したり、わからない単語を辞書機能で調べたりすることができます。海外ドラマや洋画をスピーキング練習に役立てたいという方はぜひ利用してみてください。

料金

  • 無料

公式サイト

Kindle

Kindle

Kindleは、小説やビジネス本、洋書など、あらゆる本が読める電子書籍アプリです。

洋書で多読をするとなるとお金がかかりますが、Kindleには無料で読める洋書が数万冊以上ラインアップされています。また、アプリに搭載された辞書機能を活用すれば、わからない英単語をサクッと調べることも可能です。

料金

  • 無料(アプリ内課金あり)

公式サイト

シャドーイングをしている方向け

続いて、シャドーイングの代わりのスピーキング練習法(ネイティブ音声を清聴→音読)に役立つおすすめアプリを紹介します。

LearnEnglish Podcasts

LearnEnglish Podcasts

Learn English Podcastsは、ブリティッシュ・カウンシルの英語ポッドキャストを無料で聞くことができるアプリです。お手本となる英語の音声のリスニングはもちろんのこと、スクリプトも収録されているので、音読トレーニングにも活用できます。

料金

  • 無料

公式サイト

スピーキング練習の量が足りていない方向け

続いて、十分なスピーキング練習量が確保できていない方向けのおすすめアプリを紹介します。

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』は、当社プロンテストが提供するスピーキング練習アプリです。本アプリのカリキュラムは、一つひとつの練習時間をたっぷりと確保しているので、たくさんの会話練習を通して発音・スピーキング能力を鍛えることができます。

また、スピーキング練習量を確保しやすいことに加えて、自然で正確な英文法を身につけられるという特徴もあります。前置詞や人称代名詞を徹底的に練習することで、自信を持って知的で正確な英語を話せるようになります。

本アプリは、「スピーキング練習の量を確保したい」「発音・スピーキング練習を通して、自分の英語に自信を持てるようになりたい」という方におすすめです。アプリは無料でお試しすることも可能ですので、少しでも気になった方は公式サイトより詳細をご確認ください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,750円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額1,100円(税込)

公式サイト

まとめ

今回は、スピーキング練習で英語が上達しないよくある原因と、原因別の正しいスピーキング勉強法練習法について解説しました。スピーキング練習で英語を伸ばすためには、まず「発音練習」で基礎を鍛えること、そして正しい練習法でしっかりと「量」をこなすことが重要です。

「一人だと難しい」「忙しくてなかなか練習量を確保できない」とお悩みの方は、ぜひスピーキング練習アプリを活用してみてください。

当社プロンテストでは、日本人が「通じる発音」を身につけるためのサポートとスピーキング練習アプリケーションを提供しています。「アプリで発音とスピーキング力を身につけたい」「プロンテストシリーズを活用して、効果的にスピーキング練習を行いたい」などという方は、ぜひお気軽に当社プロンテストまで問合せください。

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