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【2022】英語は何から勉強すれば良い?初心者向け勉強ステップとおすすめ教材&アプリ

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英語の勉強

英語学習を始めるにあたって、「何から勉強すれば良いの?」と悩んでいませんか?たくさんの勉強法があるので、何から手をつけるべきかわからなくなってしまいますよね。

とはいえ、効果のない勉強法に手を出して、失敗するのは避けたいところです。そこで今回は、初心者が避けるべきNGの勉強法についてお伝えした後、初心者向けおすすめ勉強ステップと活用したい教材&アプリを紹介します。ぜひ参考にしてください。

初心者が避けるべきNGの勉強法

英語の聞き流し

まず、初心者がやってしまいがちなNGの勉強法を紹介します。以下はいずれも人気の英語勉強法ですが、初心者にはおすすめできません。NGである理由も併せてお伝えしていきます。

聞き流しばかり行う

英語の基礎がまったく身についていない状態で、「聞き流し」に取り組むのはNGです。というのも、「音」や「意味」を理解できない音声を聞いても、何の知識も得られないからです。予備知識がないままお経をたくさん聞いても、理解できるようにはならないのと同じことです。

ちなみに、「音声を聞くだけで、英語を話せるようになる!」といったキャッチフレーズで販売されている聞き流し教材は、初心者向けではありません。「聞き流し」で効果を得るには、聞き流している音声を8〜9割以上理解できる英語力が必要です。

英語の基礎がまだ身についていない状態で、「ラクだから」とか「効果があると聞いたから……」などと、やみくもに聞き流しばかり行うことはやめましょう。

シャドーイングをする

シャドーイングも、初心者が避けるべきNGの勉強法の一つです。シャドーイングとは、英語の音声を聞き、声をかぶせるようにして声に出す練習方法のことです。ネイティブスピーカーの音声に続いて音読することで、英語が上達している“感覚”を得られますが、実際には「百害あって一利なし」の勉強法なのでおすすめできません。

初心者がシャドーイングをしてはいけない主な理由は次の3つです。

  • お手本の「音声」をしっかり聞き取れていないから
  • 英文の「意味」を理解できていないから
  • 自分の発音が間違っていても、気づかないから

シャドーイングをすると、お手本音声のスピードに追いつくことばかりに集中してしまい、肝心の「聞き取り能力」と「意味取り能力」、「発音能力」が鍛えられません。さらには、間違った発音や悪いクセが定着してしまうリスクもあります。

初心者のうちは、「音声を聞く」「音声の意味をとる」「発音を練習する」など、一つひとつのことに集中しながら、基礎を身につけることに専念しましょう。

英会話スクール任せにする

「英会話スクールに通えば、英語を話せるようになるだろう」と考える初心者は少なくありません。

しかし、英語の基礎が身についていない状態でスクールに通っても、自動的に英語を話せるようにはなりません。というのも、基本的に英会話スクールは、自分の中にある英語の知識をアウトプットするのに適した場所だからです。

英会話スクールの本来の効果を実感したいのであれば、発音や文法、語彙といった基礎を身につけてから通うことをおすすめします。詳しい方法は後述しますが、初心者のうちはアプリや教材を使って「基礎固め」に取り組むことが大切です。

何から勉強する?おすすめの英語勉強ステップ

英語の発音練習

ここからは、「何から勉強すれば良いの?」とお悩みの初心者に向けて、効率の良い英語勉強のステップを解説します。

ステップ①:発音練習で「基礎」を身につける

まず、基礎固めの第一ステップとして、「発音練習」に取り組みましょう。「発音練習=基礎」と聞いてもあまりピンと来ないかもしれませんが、発音練習はリスニング力やスピーキング力を伸ばすために欠かせない基礎トレーニングです。

発音練習で英語の音の出し方を理解することで、頭の中で英語の「音」と「単語」が紐付くようになります。わかりやすくいうと、これまで聞き取れていなかった音が「どのように発音されているか」を体得できるので、英語のリスニング力が飛躍的に向上します。

また、早い段階で発音練習に取り組むことで、英単語を最初から正しい音で覚えられます。英語を話した際に、聞き返されることが減り、後から間違って身についたカタカナ発音を矯正する手間もかかりません。

英語の勉強をよりラクに効果的に進めるために、「何から勉強すれば良いの?」と悩んでいるなら、まずは発音練習に取り組みましょう。

急ぎの人は発音クリニックで直接指導してもらう

プロンテストが出している学習アプリやその中の音声指導技術は、音声学をもとにしています。そのため、判定内容や指導内容にも学問的裏付けがあります。英会話スクールでは、発音記号を読めない・または読み方を知らない教員が指導している場合がほとんどです。

一方でプロンテストでは、大学の英米文学科などで指導される英語音声学に基づいて、発音記号一つ一つの読み方、調音器官(舌や歯など)の使い方を正確に指導する知見を持っています。

また、音声学はそのままだと初学者には難しいので、プロンテストは専門的な音声学の内容をわかりやすく噛み砕いて、すぐに身に着けられるような指導も行っております。

定期的に発音セミナーを開催していますので、発音に課題感を持つ方はぜひご参加ください。

ステップ②:中学レベルの「英文法」と「語彙」を学ぶ

次に、中学レベルの「英文法」と「語彙」をおさらいし、英語の基礎を固めていきます。英語を聞いたり読んだりして理解する、そして自分の言いたいことを表現するには、文法および語彙の知識が不可欠です。

最終的に必要となる文法と語彙のレベルは、目標によって異なります。ただし、基礎としてひとまず身につけるのは、中学レベルで問題ありません。まずは、中学校で習う英文法と語彙の知識を「使えるレベル」にすることを目指しましょう。

具体的な勉強方法としては、参考書や単語帳、アプリなどを手に取って、できるだけ日本語を介さずに知識をインプットしていきます。たとえば、全編英語の文法書『English Grammar in Use』など、英文法がすべて英語で解説された参考書を手に取って学習すると良いでしょう。

日本語訳とセットで単語や文法事項を暗記するのではなく、イメージと英単語を直接結びつけるようにして覚えるのがポイントです。というのも、「英単語⇒日本語⇒イメージ」と変換するクセがついてしまうと、実際の英会話で理解が追いつかなくなってしまうからです。

英文法の詳しい勉強法については、こちらの記事を参考にしてください。

ステップ③:リスニング/リーディング力を鍛える

発音と文法、語彙の基礎が身についたら、リスニング・リーディング練習に取りかかりましょう。発音練習を通してすでに英語の音の出し方がわかっていると、英語の「音」と「単語」が頭の中で紐付くので、リスニング力とリーディング力を効率良く伸ばすことができます。

リスニング

英語学習者向けのポッドキャスト番組やニュース番組、海外ドラマなどを活用して、ネイティブスピーカーの音声を聞きましょう。英文の「音」と「意味」に集中してリスニングするために、スクリプトや字幕は使わずに「耳」だけを頼りにするのがポイントです。

また、リスニングした後は、ネイティブスピーカーの音声をコピーするように音読練習してみましょう。正しく発音できるということは、正しく聞き取れるということですので、音読はリスニング力強化にも効果的です。

リーディング

上で紹介したリスニング学習法は、実はリーディング力の上達にも大きく関連しています。というのも、私たちは文章を読むとき、早く理解するために気づいたら口に出して読んでいることがあります。

これは、「文字」で考えるより、「音」で考える方が素早く理解できることが関係しています。つまり、リーディング能力とは、頭の中で「スピーキング」する能力のことであり、音読練習をすることで、リーディング力を効果的に鍛え上げることができるのです。

英文を声に出して読む練習をすることで、「音」をイメージ化する能力が強化され、英文を理解するスピードが上がります。

ステップ④:ライティング/スピーキング力を鍛える

次は、ライティングとスピーキング学習です。ライティングとスピーキングは、異なるスキルではあるものの、「頭の中で英語の文章を作る」という点において共通しています。

ライティング

ライティング力およびスピーキング力を伸ばすには、「英文作成能力」を鍛えることが大切です。英語で日記をつけたり、お題に沿った英作文を書いたりするなどして、文章作成能力を鍛えましょう。

なお、自分が書いた英文は、ネイティブスピーカーに添削してもらうことをおすすめします。添削サービスなどを積極的に活用して自分の間違いから学んだり、より自然な言い回しやフレーズなどを学んだりすることで、より効果的にライティング力を伸ばせるようになります。

スピーキング

「英語を話す機会がないから、スピーキング力を伸ばすのは難しそう……」と思うかもしれません。そんなときにおすすめなのが、スピーキング練習アプリです。『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』および『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』など、会話練習に特化したアプリを使うことで、独学でも効果的に英語を話す練習ができます。

会話練習に取り組むことで、英語のアウトプット回路を形成し、実際の英会話にも通用するスピーキング力が身につきます。また、会話練習に取り組む際は、日本語の文章を英訳するのではなく、最初から英語の文章を英語で考えることを意識しましょう。

初心者におすすめ!英語学習アプリ・教材

続いて、これから英語の勉強を始める初心者におすすめの英語学習アプリ・教材を紹介します。

発音練習ができる!プロンテストシリーズ 発音特訓パック

プロンテストシリーズ 発音特訓パック

発音練習には、当社プロンテスト提供のスピーキング練習アプリ『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』がおすすめです。本アプリでは、簡単な日常会話フレーズを使った会話・発音練習に取り組めます。

すべての発音記号をカバーしたレッスンを収録しているので、このアプリ一つで発音練習にたっぷり取り組めることはもちろん、発音練習の基礎を身につけることが可能です。なお、難しい文法は一切省いているので、文法力や語彙力に自信がない初心者でも安心して利用していただけます。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,200円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,320円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額880円(税込)

公式サイト

中学英語の復習に!English Grammar in Use

中学英語の総復習には、ケンブリッジ大学出版の『English Grammar in Use』がおすすめです。Grammar in Useは、世界的ベストセラーの文法参考書であり、「初級」「中級」「上級」から選んで学習できます。

中学英語をおさらいしたい初心者は、まずは「初級」から手に取ってみましょう。わかりやすい英語の解説文や練習問題を通して、be動詞や現在進行形、過去形などの基礎文法を学べます。例文が豊富なので、文法力を鍛えると同時に語彙力も鍛えることが可能です。

公式サイト

リスニング学習に!LearnEnglish Podcast

初心者のリスニング学習には、ブリティッシュ・カウンシルが提供する『LearnEnglish Podcast』がおすすめです。さまざまなトピックに関するポッドキャスト番組をすべて無料で視聴できる他、音声と連動したスクリプトを使ってディクテーションや音読練習などにも取り組めます。

毎週新たなエピソードが追加され、リスニング学習を習慣化しやすいのも嬉しいポイントとなっています。アプリ一つで学習が完結するので、通学・通勤中などのスキマ時間に活用するのも良いでしょう。

料金

  • 無料

公式サイト

スピーキング学習に!プロンテストシリーズ プロンテスト・コール

プロンテスト・コール

スピーキング学習には、喋り応えのある文章を使って会話練習ができる『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』がおすすめです。発音・文法練習、および自分や家族のことを紹介する会話練習を通して、「信頼関係を構築するための英語」の習得を目指します。

スピーキング練習を通して、基礎として身につけた「発音」「語彙」「文法」をさらに強化したい方や、喋り応えのある文章で会話練習したい方に最適なアプリとなっています。アプリの使用感やレベル感などが気になる方は、ぜひ無料お試し版をご利用ください。

料金プラン

  • 1ヶ月プラン:月額2,750円(税込)
  • 6ヶ月プラン:月額1,650円(税込)
  • 12ヶ月プラン:月額1,100円(税込)

公式サイト

英語勉強を効率良く進めるためのポイント

英語の勉強ステップ

続いて、英語の勉強を効率良く進めるためのポイントを3つ紹介します。

「発音練習」による基礎づくりを怠らない

人によっては、「発音はスピーキング練習と一緒でいいだろう」「発音は苦手だから……」などと発音練習を後回しにしたいと感じるかもしれません。しかし、発音練習を怠ると、ネイティブに通じないカタカナ発音が身についてしまい、自分の発音に自信を持てなくなってしまいます。

そればかりか、後から発音を矯正する必要が出てくるので、かなり非効率です。上でもお伝えしたように、発音練習はできるだけ早い段階で「基礎づくり」として取り組むことが大切です。

アプリ・教材は最後までやり抜く

アプリや教材を選んだら、しっかり最後までやり抜きましょう。アプリや教材は、最後までやり抜くことを前提に提供されているものです。そのため、途中で投げ出してしまっては、中途半端な効果しか得られません。

次から次へと新しいアプリや教材を試すより、自分で決めた一つを最後までやり抜くことが大事です。

毎日英語に触れ、習慣化する

ここまで、初心者におすすめの勉強ステップを紹介しました。

これらの勉強法に取り組むことで高い効果が期待できますが、それはしっかり「継続」できた場合のみです。どんなに優れた勉強法でも、続けなければ効果を実感することはできません。それに、英語は使わないと忘れてしまいます。

英語学習を習慣化するには、どんなに忙しくても英語に触れる時間を毎日確保することが大切です。英文書を毎日1ページ進めるなり、ポッドキャスト番組を毎日聞くなり、自分が無理なく続けられる方法でいいので、英語学習を生活の一部にしてしまいましょう。

“Practice makes perfect.”とあるように、毎日の学習を重ねることで効果はしっかり現れます。

まとめ

今回は、「英語って何から勉強すればいいの?」とお悩みの方に向けて、NGの勉強法や効果的な英語勉強ステップを解説しました。初心者のうちは焦ってあらゆる勉強法に手を出したくなりますが、まずは「発音」⇒「語彙・文法」と基礎を固めることに集中しましょう。

当社プロンテストは、英語の基礎固めに欠かせない「発音練習」ができるスピーキング練習アプリを提供しています。プロンテストシリーズのアプリは、発音の採点・分析はもちろん、「どこをどう直せばいいのか」をわかりやすく提示することが可能です。そのため、英語学習経験の少ない方でも効率良く「通じる発音」を身につけられます。 少しでも気になった方は、ぜひ『プロンテストシリーズ 発音特訓パック』および『プロンテストシリーズ プロンテスト・コール』をお試しください。

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